魔王ラーヴァ	魔将校グリンシスト

主人公。200年前に大勇者率いる勇者一行に敗れたが、封印を破り現世に復活を果たす。女性の体で復活したことが原因で感性や羞恥心が女性寄りになりつつあることが悩みだが、そんな彼女(?)を運命の神が嘲笑うかのように、行く先々で破廉恥な目に遭いまくることになる。ちなみにノーパン。	かつてラーヴァと共に勇者に立ち向かった竜人の戦士。本作における唯一の純粋な名有りの男性キャラ。虜囚となった際に洗脳を施されており、現在はカーネリアンの一族に仕える奴隷となってしまっている。本来は常に敬語口調で話す冷静沈着な紳士。

守護騎士

かつて魔王を倒した勇者たちの末裔。統治者として200年間君臨し続ける内に、その多くが傲慢な圧政者と化してしまった。そのため、統治下に置かれている住民たちからの評判は結構悪い。

人間の女騎士がコアジュエルと同調するためには処女であることが必須条件であり、そんな彼女たちを待ち受ける運命は……お察しください。

ちなみに守護騎士が身に着けている防具と武器はコアジュエルの力によって形成されており、ジュエルとのパスが切れると服ビリを通り越して全裸になる。うぉ……

スフェーン	モルガ

200年前の戦いで勇者と共に魔王軍と戦った女神。しかし、永く続いた泰平の世によって信仰が衰え、ラーヴァ同様に全盛期の力を失っている。	粗暴で勝気なヤンキーじみた性格。統治領の治安を守る一方で、富の独占や部下へのパワハラを行っており、領民からの指示はいまいちのようだ。
ジャスパー	タンザナ

当代の守護騎士では珍しく高潔かつ誠実な人物。コアジュエルの加護による高速移動を、領地であるプロミティア荒野環境保護区の管理に活用している。	統治領であるミスティコ湾の漁村の住民に過重労働を強いており、更には売上の半分以上を占有するというブラック領主ぶりを発揮していた。金髪褐色が雪国に絶妙にマッチしていない。
ウヴァロア	カーネリアン

守護騎士の中でも珍しく、コアジュエルの力ではなく自らの肉体そのものを最大の武器にしている。そのため、体中のあちこちがバキバキに割れている。緑色で雷属性だが、決して某ニチアサ番組の某昆虫の王ではない。	守護騎士では唯一の獣人であり遠距離武器の使い手。鉱夫たちを鉱山資源のためにこき使っており、ラーヴァの戦友であったグリンシストすらも下僕として従えていたことで彼女の怒りを買うことになる。
大勇者ヘリオトロ

神と人の混血児であり、200年前にラーヴァを封印した大勇者。ラーヴァがいつか復活することを見越して自身が半神であることを応用した再臨の術式を組み、自らは休眠状態となっていた。

余談

物語の鍵を握るアイテムが宝石であることから、登場人物の名前とパーソナルカラーは全て実在の鉱石からとられている。名前の由来は以下の通り。

キャラクター名	鉱石	色
ラーヴァ	ラーヴァ(火山岩)	黒
グリンシスト	クォーツシスト(石英片岩)	緑
スフェーン	スフェン	黄緑
モルガ	モルガナイト	ピンク
ジャスパー	ジャスパー	赤/青
タンザナ	タンザナイト	青
ウヴァロア	ウバロバイト(灰クロム柘榴石)	緑
カーネリアン	カーネリアン	赤
ヘリオトロ	ヘリオトロープ(ブラッドストーン)	緑/赤