登場作品
ランス10(回想シーン等)
概要
ランスシリーズの歴史において人類史上最悪と称される暗黒の時代をもたらした、最も残酷と称された魔王。
強さだけなら人類以前の歴史である初代魔王ククルククル、ドラゴンの魔王であったアベルに劣るとみられるが、行われた凶行から1000年以上前の存在でありながら未だ人類に恐れられている。
現在は大陸の支配者たる正統な魔王ではないが、5%分だけ魔王としての力を保有しており、不老不死の存在。
比較的古い作品のキャラクターだがランスシリーズのラスボスとしては歴代2位の実力者。
ファンからはもっぱら「ジル様」と呼ばれている。
人物像
ランス3ではそれ程キャラ付けが行われていたわけではなかったが、後のシリーズやリメイクで大きく補強された。
それによると、元々彼女は美しく聡明な賢者であったが、嫉妬により迫害を受け四肢を切断後、犯された後に野に捨てられそのまま死を待つところだったが、たまたま魔王継承者の素質があり通りかかった先代魔王ナイチサが彼女を拾い、九死に一生を得る。
継承前の時点でも人に絶望していた彼女は、魔王化により更なる凶暴性を得てしまい、魔王就任後僅か1年ですべての人類の国家を解体、さらに勇者の力を抑える為(この世界では人類総数が約3億と定められ、これを大きく下回ると勇者のステータスが段階的に跳ね上がっていく)人間牧場を作り、牧場の魔物には殺しさえしなければ何をしても良いと命令し、牧場の人間には仲間を人うしにさせ、人は人うしに対しては何をしても良いという、拷問の順番待ちをする人間は人うしを拷問するか拷問されるために子供を作る、まさしく生き地獄の光景を作り出す。殺してくれと言われない限り牧場の人間は殺されず、人口だけなら先代魔王ナイチサの時代より多い位だった程だが、その惨状は人々にとって、夜が来るたび身が竦み朝になれば命が有る事に感謝すると言う物であった。
更に人間の時聡明だった彼女は、魔王スラルの文献から神との謁見方法を知り、魔王の延命方法を願い永遠の魔王に成ろうとした。
しかし当時魔人筆頭にして愛人だったガイが不意を突いて彼女の心臓を貫き魔王を継承するが、延命処置を行っていたため殺すには至らず、魔剣カオスを鍵とし魔王城(後のリーザス城)に封印される。
人間出身の魔王だが、人間だった頃に受けた仕打ちにより精神は歪んでしまい、人間は虐待の玩具としか思ってなく、自分の魔王の力を人間を嬲り苦しめるシステム構築に費やした。
ケイブリス曰く、とにかく残虐さを絵に描いたような魔王で、魔人たちからは恐れられていて、魔人たちに対しても冷淡。ジルを慕う魔人も少数いたが、忠誠心厚いノスは手駒としか思わず、自分を姉御と慕うレイは愚かな男とぞんざいに扱っていた。だが後に自分から魔王の力を奪ったガイだけは特別に気に入っていて、魔人にしたガイを自分の情夫としてそばに置いてのめり込み、そのことが原因でノスから嫉妬を買うほど執心していた。
黄金像を集めて三超神に謁見しており人間を永遠に苦しめるため永遠の魔王になることを望んだ。しかし前述の通り、完全な維持ではなく魔王の血が5%程に減少している。
ランス3ではノスの暗躍により復活。再び大陸に君臨しようとしたが、ランス一行により阻まれる。
当然ながらランスは魔王だろうが何だろうが可愛いから(ピー)するが、魔王としての力でランスを封印しようとするが、この辺もリメイクと旧作では微妙に態度や経緯が異なっている。
最終決戦は「ランスの才能限界がバグにより無限」をうまく生かしている。
サディストとしか思えない凶行を行いながら、エロシーンの態度から実はマゾっぽい所と寂しがりっぽい所が垣間見える。
ランス10ではケイブリスの回想や、第二部のラスボス戦にて登場(魔王の魔血塊である血の記憶がジルを再現した姿で登場)し、全盛期の美しすぎる姿を拝見できる。
魔王はククルククルやアベル、ケイブリス等の人間以外の種族を除きちゃんといかにもな魔王ルックな服、鎧を着ているのだがジルだけは常時何故か裸。
人間時代は聡明ではあったがややマッド気味なところがあったらしい。
結局再登場することなくシリーズは完結してしまったがスタッフの間ではジルを再登場させようという話もあったらしい。
その他情報
声優・CV
デザイン
ランス3では成人女性だったがリメイク版のランス03では不完全な状態で復活したこともあってか少女の姿をしている(本来は美女)。共通するのは全裸と非常に長い水色に近い青髪だが、03ではまた四肢が切断された過去から禍々しく変貌を遂げている。人のそれではなく、人型の魔王の四肢として再生されたと思われる。
才能限界・技能レベル(織音設定)
魔王化前の人間時代
LV.36
魔法LV1 神魔法LV1
関連イラスト
魔王ジルに関するエロくないイラストを紹介してください。
関連タグ
魔王ジルに関係するタグがありましたら、紹介してください。