概要
DANEで登場したフィールド魔法カード。
テキスト
フィールド魔法(禁止カード)
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
相手はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(2):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより多い場合、
自分はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに、お互いのフィールドのモンスターの数が同じ場合に発動する。
このカードを破壊する。
解説
モンスターの数が多いと、フィールドのみならず手札や墓地の発動も出来なくなり、近年は魔法・罠カードよりモンスター効果で制圧や相手の展開の妨害することが主流となった事もあいまって多大な効力を発揮する。
このカードで時間を稼ぎ(※)「波動キャノン」や「ご隠居の大釜」の魔法・罠のバーンで勝利するというデッキが流行した。
維持コストの類がないので遅延戦法に利用されてしまった形である。しかし、上記のようにモンスター効果の比率とその制圧力が高まった弊害や必要悪、バランサーとも評される。
また、発動しない永続効果などには通じないなど抜け道はあるため、魔弾の様な永続効果で魔法・罠を補助したり、フィールド魔法の破壊を防ぎ、特殊召喚が容易なSin・スターダスト・ドラゴンなど意外な相性を発揮する効果モンスターも少なくない。
また、【閃刀姫】といったモンスター数が控えめのデッキにおいて自分だけ一方的に攻撃するタイプも存在していた。
デュエルの長期戦を招いた為か、2021年10月1日に禁止カードに指定されてしまった。
※このカードのコントローラーがモンスターを全く出そうとしなければ相手は攻撃できない為。
当然、相手がモンスターを出してからこのカードを発動すればほぼ自壊はしなくなる上、下手に攻撃してもお互いのモンスターの数が同数でなくなってしまうので数を揃えても1ターンは相手に猶予を与えてしまう。