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海(遊戯王)

うみ

『遊戯王シリーズ』のカード。ルール上、同じカードとして扱うものが4枚もある。
目次 [非表示]

その「海」は激流となり、新たな伝説を語る。


概要編集

オフィシャルカードゲームの最初期における「STARTER BOX」に収録されたフィールド魔法

文字通り海を展開するカードであり、水にかかわりのある魚族海竜族水族、さらに雷族のモンスターをパワーアップさせる。逆に水に弱い機械族炎族のモンスターは弱体化する。


原作における王国編での「海のフィールドパワーソース」をカードで再現したもの。

原作でも梶木漁太が使用する海のモンスター達(種族は魚・海竜・水)を強化していた。


他に適用対象の種族が異なる「荒野」「草原」「」「」「」も存在するが、海に比べると影が非常に薄い。デッキからのサーチは朝飯前なサポートの豊富さは、まさに「海の如し」としか言いようがない。


OCG版のカード性能編集

カードテキスト編集

フィールド魔法

フィールド上に表側表示で存在する魚族海竜族雷族水族モンスターの攻撃力守備力は200ポイントアップする。

フィールド上に表側表示で存在する機械族炎族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。


解説編集

遊戯王OCGの中には《サイボーグ・バス》や《メタル・フィッシュ》のようにがモチーフの機械族モンスターもいるのだが、そいつらも当然弱体化するし、特に水陸両用と名の付く《水陸両用バグロスMk-3》すらも弱体化してしまう。


逆に炎属性の『ファイヤー・クラーケン』や『ラヴァルバル・チェイン』、『軍貫』モンスター、炎属性『スプライト』モンスター、『灯魚』は強化される珍事がおこる。


ルール上「海」として扱うカード編集


非常に特殊な効果外テキストであり、そのルールに則ってこのテキストの記されたカードは本物の「海」と同一のカードとなるので、デッキに投入できるのは全部まとめて3枚まで

例えば1つのデッキに「海」を2枚、「伝説の都 アトランティス」も2枚同時に投入したりしてはいけないし、全種を1つのデッキに全て投入することはルール上不可能となる。

カードの効果などでカード名を宣言する際にも「海」を選ばなければならないが、逆に言えば海と扱うカード全てに適用できるという事でもある。なお、テキストの都合による例外中の例外も存在する。

なお、「海」自身はあまり採用されず、伝説の都 アトランティスなど代替カードが使われることが多い。


フィールド魔法以外でも海のカード名を得る永続魔法永続罠カードやフィールドを海という状態にする効果を持つモンスターカードも登場している。

両者ともに海の条件を満たすためにその扱いにするという点で似ており、海本来の効果は適用されない。


また、NEXで進化したネオスの派生融合モンスターのように『ルール上「〇〇(同名とするカード)」として扱うカード』という同名だが同一じゃないカードも存在する。


サポートカードの豊富さ編集

OCGではフィールド魔法として使う機会は激減しているが、この「海」のカードからしばらく後に登場した《伝説の都 アトランティス》を始めとする『ルール上「海」として扱う』のルールの影響で、これを中心としたデッキが組まれるようになった影響で、このカードを条件として必要とするカードが豊富となっている。

2016年末まででも10種類とかなりの豊富さであったが、2017年のマキシマム・クライシスで3種類、デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編-で4種類が増え、2021のデュエリストパック-深淵のデュエリスト編-で急に7種類、Vジャンプ付録に連動枠での1種類が増えている。2024年現在で実に25種類近くにも上る凄まじきサポート量である。


2017年以降のカードは基本的に梶木漁太の戦術の再現目的でデザインされている。


カード名が記された効果モンスター編集

ピクシブ百科事典に記事があり、pixivにもイラストやマンガが投稿されているカードのみ記載。また、細かなカード効果は省く。

  • 「海」が存在することによる追加効果
カード効果
砲弾ヤリ貝魔法耐性
魚雷魚魔法耐性
水陸両用バグロス Mk-3直接攻撃
水陸両用バグロス Mk-11モンスター破壊
海神の依代墓地のモンスターを特殊召喚
デス・クラーケン自身を特殊召喚 / 相手モンスターの破壊
マーメイド・ナイト2回攻撃
電気海月-フィサリア-魔法・モンスター効果の無効化
海竜神-リバイアサンフィールドに出すモンスターの制限
伝説のフィッシャーマン魔法耐性 / 攻撃対象にされない
伝説のフィッシャーマン二世モンスター効果耐性
大要塞クジラ味方に直接攻撃能力を付与

  • 「海」をコストとして支払う効果
カード効果
コダロス相手カード2枚を除去
海竜-ダイダロスフィールドを全て破壊
海竜神-ネオダイダロス手札とフィールドを全て破壊
電気海月-フィサリア-手札から特殊召喚

  • そのほか「海」に関する効果
カード効果
海神の巫女「海」が発動しているとして扱う
海神の依代墓地から「海」を回収
水陸両用バグロス Mk-11「海」が無い状態で攻撃力上昇
海竜神-リバイアサン「海」をサーチ

カード名が記された魔法・罠編集

カード効果
海竜神の怒り相手モンスターの破壊
潜海奇襲墓地から「海」発動など
潜海奇襲Ⅱ「海」関連モンスターの特殊召喚など

なお、《伝説のフィッシャーマン三世》は関連する効果を持たない。


余談編集

  • PS2用ゲーム『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶』にも登場しており、そちらでは攻撃力守備力の上昇値が500に増え、「海の恩恵を受けるモンスターを移動させる時に通常1マスの所を2マスまで移動できる」という移動ボーナスの効果をもたらす。さらにOCG版と同様に機械族・炎族モンスターを弱体化させられるうえ、こちらも変動する量が500に設定されている。なお、『継承されし記憶』において海以外のフィールドでは、影響する種族が追加されたのに対し、海は種族の数に変化がなかった。

  • 海竜神》は前述の継承されし記憶を含むゲーム作品において、「フィールドを海に変更する」という特殊効果を持ってることが多い。

  • 遊戯王ラッシュデュエル』ではOCG版と同様の効果を持つ。《監獄の神ディアン・ケト》や《連撃竜ドラギアス》の存在から、《魅惑の不夜城》よりこちらを優先することもあるようだ。《アメガロポリス》より優先することはないだろうが。
    • また、独自の関連カードとして《大海洋》が登場している。

関連タグ編集

遊戯王シリーズ

遊戯王 王国編 梶木漁太 

遊戯王OCG フィールド魔法

遊戯王ラッシュデュエル 魔法カード(RD)


幻煌龍 深海 シー・ステルス リバイアサン

伝説のフィッシャーマン 海竜-ダイダロス 海神の巫女 海神の依代


外部リンク編集

公式データベース

遊戯王カードWikiのカード単体解説

同Wikiの「海」を主軸としたデッキ解説

遊戯王ラッシュデュエルWiki

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