カードテキスト
遊戯王OCG
フィールド上に表側表示で存在する恐竜族・アンデット族・岩石族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
概要
遊戯王OCGの最初期に発売されていた『スターターボックス』に収録されたフィールド魔法の一枚であり、使用すると場に出ている全ての恐竜族・アンデット族・岩石族のモンスターを強化できる荒野のフィールドを展開する。
原作の遊戯王における『決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)編』にて登場した荒野のフィールドパワーソースをカードで再現したものである。
他にも適用される種族が異なる『森』『草原』『山』『海』『闇』も存在する。
原作の王国編におけるフィールド適応性の図解では、このフィールドに適応するモンスターは土属性とされている。
作中ではダイナソー竜崎の使用する恐竜族モンスターや、遊戯の使用するマンモスの墓場や岩石の巨兵を強化していた。
ちなみにOCGではアンデッド族も強化される効果を受けるのだが、原作でゴースト骨塚の使用するゴーストカード(アンデッド族)は荒野ではなく、『墓場フィールド』という専用のフィールドで強化されていた。
現在のOCGでは単なる攻撃力・守備力の強化だけではない強力な効果を持ったフィールド魔法のカードがとても多く存在するため、もし仮に前述の種族のモンスターがメインのデッキでもこのカードが使用されることは殆どない。
余談
PS2版専用ゲーム『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶』にも登場しており、そちらでは攻撃力・守備力の上昇値が500に増え、前述の種族に加えて機械族も強化される種族になっており、『荒野の恩恵を受けるモンスターを移動させる時に通常1マスの所を2マスまで移動できる』という移動ボーナスの効果と『植物族・水族・魚族・海竜族のモンスターの攻撃力・守備力を500ダウンさせる』という効果も加わった。
ドラゴン族モンスターであるカース・オブ・ドラゴンは前述の『継承されし記憶』を含むゲーム作品では『フィールドを荒野に変更する』という効果を持っているケースが多く、これは原作で遊戯が使用した燃え盛る大地の再現と思われる。