ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

日本の東北地方を中心とした東日本に伝わる魚の妖怪。

小助という妻がいるとも言われており、11月から12月のある時期になると

「鮭の大助、今のぼる!」或いは妻と共に「鮭の大助、小助、今のぼる!」と叫び声を上げながら川を遡上する。

この声を聞いてしまうと死んでしまう為、漁師たちはこの時期には川に出て

仕事をせずに鐘を鳴らしたり、家に籠ってはどんちゃん騒ぎをして彼の声が聞こえないようにしていたという。


伝承は地域ごとに異なるものが伝わっているようだが代表的なものとして


信濃川の近くに住む長者が11月から12月の決まった時期になると漁をしない事に

疑問を抱くがその理由が鮭の大助のやってくる日である事を知る。

長者は漁師を連れて捕獲しようとするも大助どころか魚一匹獲れず、川の王の祟りを

恐れた漁師は逃げてしまう。

たった一人残された長者がおかしいと思った矢先、大助が鮭の群れと共に現れる。

そして「鮭の大助今のぼる!」という叫び声を聞いてしまい、哀れ長者は死んでしまった。


…といったオチのものがよく知られている。

このように恐ろしい妖怪だが岩手県では人を助けた伝承もあるという。



関連イラスト編集

鮭の大助


別名・表記ゆれ編集

鮭の大介


関連タグ編集

妖怪 怪魚


サケ


岩魚坊主:魚の妖怪繋がり+ある意味近縁?

関連記事

親記事

妖怪 ようかい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 115

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました