概要
鯉雪とは、「ぬらりひょんの孫」の登場キャラクターである奴良鯉伴と雪麗によるNLカップリング。
鯉伴は半人半妖にして奴良組の二代目総大将。初代総大将である“ぬらりひょん”とその妻である“珱姫”の息子で、主人公“リクオ”の父親。
雪麗は初代総大将である“ぬらりひょん”が率いた百鬼夜行の1人であり、総大将補佐。雪女の妖怪。主人公“リクオ”の側近である“氷麗”の母親。
鯉伴は雪麗にとって恋敵の子にあたるが、雪麗本人は子供好きでしばしば赤子の世話もする姉御肌であったのもあり、鯉伴の側近として彼が赤子の頃から世話役に務めていた。
雪麗はもっぱら“姉さん”と呼ばれ彼に慕われており、姉と弟のような関係を築いていた。
鯉伴にとっては初恋の相手でもあり、幼少の頃に告白して「雪麗を俺の嫁にする!」とプロポーズしたこともある。
ぬらりひょんの孫OVA「零・涙・雪(コボルルナミダノユキトナリ)」では、世が明治となるしばらく前に山吹乙女の最後を看取ったことを鯉伴に言い出せず苦悩していた雪麗が、とある温泉旅行の日に鯉伴へ真実を告げた後、彼の前から姿を消し、奴良組から去る一連の様子と、彼女の娘である氷麗が奴良組の屋敷に迎えられるまでが描かれている。
彼女の告白によって山吹乙女の死を知り、泣き崩れる鯉伴。そんな彼を抱きしめ、ともに涙を流す雪麗。
翌朝、去り際に氷晶の涙を流しながら鯉伴を想う姿には哀情と後悔、そして鯉伴への深い愛情が感じられた。
ちなみにぬらりひょんと同じ時代から生きている妖怪である雪麗と1600年頃に生まれた鯉伴とでは、少なくとも100歳以上の年の差があったりする。
また奴良一族にかけられた羽衣狐の呪いの存在により、ぬらりひょんやその子息である鯉伴は妖怪との間に子が成せなかったのだが、雪麗の娘である氷麗の父親については作中において明らかにされておらず、鯉伴自身も血の半分は人間のそれであるという点などからごくごく僅かな可能性を感じなくもない。
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