概要
天に向かってそびえ立つ塔の様な木造の建造物。塔そのものが巨大な人間大砲となっており、土台には風船が敷き詰められていて頂上部には通れる穴がある。
プルアパッドをかざす事によりワープ地点として登録され、マップを測定する事が可能になる。その後、真ん中の台に乗り、調べると下からアームが伸びてきてパッドにケーブルを装着される。そのまま勢いよく天高くに射出され、ダイビング状態で景色を測定する事により、プルアパッドにその鳥望台の周辺の地上と空のマップを登録する事が出来る。
それ以降も射出台として利用可能で、空島や周辺エリアへのアクセス手段として活用される。
シーカータワーと比較して塔を登る必要は無いが、代わりに何かしらのアクシデントが起きている鳥望台が多く、大抵は起動のためにひと働きする必要がある。
一覧
- 監視砦の鳥望台
監視砦に併設されている鳥望台。打ち上げ高度は約1160。
マップエリアはハイラル城を含むハイラル平原の北半分。
最初に起動することになり、この鳥望台を起動することで他の鳥望台も起動可能になる。
周辺には目立った空島は無いが、がんばりゲージを強化するか回復するアイテムを所持していれば、浮き上がったハイラル城に侵入可能。
監視砦のワープポイントも兼ねている。
- ハイラル平原 鳥望台
ハイラル平原の南部、コモロ池北西の丘の上にある鳥望台。打ち上げ高度は約1200。
マップエリアはハイラル平原の南半分と始まりの台地、サトリ山など。
周囲が砦になっているのだが、魔物に占拠されてしまっている。砦の唯一の入口から正面突破するか、熱気球などを使って裏から塀を乗り越えて侵入するかなど、プレイヤーの手腕が問われる。
- ラブラー山 鳥望台
ハイラル丘陵のラブラー山に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約2050。
マップエリアはハイラル丘陵とタバンタ辺境。
ゲーム内の誘導に従った場合、最初にリトの村方面に向かうため、2番目に起動することになることが多い。
周辺を池と高台に囲まれており、初期のがんばりゲージでは心許ないため、ウルトラハンドで橋を作るなどして辿り着く。序盤に行くことを想定されてか目立った障害は無い。
- カルーガ峠 鳥望台
ヘブラ山脈登山口からカルーガ峠に入って左手にある鳥望台。打ち上げ高度は約830。
マップエリアはヘブラ山脈の大部分とリトの村。
前作のシーカータワー「ハテノ塔」のように周辺が茨で覆われているため、燃やして除去する必要があるが、ここも序盤に来ることが想定されてか大した障害は無い。
- ツツキキ雪原 鳥望台
ヘブラ山の東にあるツツキキ雪原に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1280。
マップエリアはタバンタ雪原とその周辺。
ツツキキ雪原自体が入り組んでいるため、辿り着くまで苦労する(一応鳥望台設置に伴ってか、吊り橋や梯子が設置されている)。その代わり鳥望台自体は何の不具合も起きていない。
- ドイブラン遺跡 鳥望台
ハイラル北端部のドイブラン遺跡に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約2220。
マップエリアはハイラル大森林とその周辺。
頂上の蓋が何かによって塞がれていることで起動できなくなっているため、それを除去することになる。
鳥望台の中で最も高くまで飛び上がることができる。しかも高高度を飛ぶ白龍とほぼ同じ高度となっており、白龍が通りかかったタイミングで飛べばその姿を眼前に見ることができる。
- オルディン峡谷 鳥望台
デスマウンテンの遥か南東、森の馬宿から見て東の位置に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1370。
マップエリアはオルディン地方一帯。
入口が壊れて開かなくなっているため、天辺の穴から中へ進入することになる。
- ウルリ山 鳥望台
アッカレ地方のウルリ山に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1330。
マップエリアはアッカレ地方のほぼ一帯。
操作端末をカックーダに奪われており、取り戻す必要がある。
白龍イベントでは攻略ルート次第でこの鳥望台が活用されることになる。
- ゾラ台地 鳥望台
ゾーラの里を囲うゾラ台地の南西部に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1220。
マップエリアはラネール地方の東半分。
ヘドロで入口が塞がっているため、水をかけて除去する。
- サハスーラ平原 鳥望台
カカリコ村の西、前作で歩行型ガーディアンがうろついていた辺りの丘に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1310。
マップエリアはカカリコ村や双子山、ラネール湿原など。
何かが閊えて入口が開かなくなっているため、近場の洞窟からトーレルーフで進入する。
- ラネール山 鳥望台
ラネール山の山頂に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1830。
マップエリアはラネール山とハテノ村周辺、およびハテール海。
ラネール山自体がレベル2の寒さガードが必要な極寒であるうえ、本作では氷の壁はほぼ崖登り不能になっているため、到達に苦労する。
- ポプラー高地 鳥望台
双子山の西のポプラー高地に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約940。
マップエリアはフィローネ地方一帯と西ハテールの一部。
最終調整を行うエノキダ工務店の大工が近くの洞窟に囚われているため、解放する必要がある。
- ゲルドキャニオン鳥望台
前作でシーカータワー「荒野の塔」があっためがね岩の北北西に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1450。
マップエリアはゲルドキャニオンとゲルド砂漠一帯。
最終調整を行うエノキダ工務店の大工がリフトの故障で辿り着けなくなっているため、リフトを修理する必要がある。
フロドラのルート上にあるため、タイミング次第では打ち上げ時にフロドラの真横を通り過ぎる。
- ゲルド高地 鳥望台
前作でシーカータワー「ゲルドの塔」があったビリディン高地の北北西部、エメラル台地に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1960。
マップエリアはゲルド高地一帯。
入口が雪で覆われてしまっているため、近場の洞窟からトーレルーフで進入する。なお、起動後も雪はそのままなので、鳥望台周辺を散策する際はワープ後にトーレルーフを使うか一旦空へ打ち上がる必要がある。
- ラベラ湿地帯 鳥望台
ハテール地方とフィローネ地方の境にあるラベラ湿地帯(前作ではヒノックス三兄弟の長男がいた場所)に設置されている鳥望台。打ち上げ高度は約1360。
マップエリアはクロチェリー平原やウオトリー村、サイハテノ島など。
カルーガ峠 鳥望台と同様茨がまとわりついているのだが、周辺は雨が降りしきっておりそのままでは燃やすことができないため、一工夫が必要。
ウオトリー村イベント攻略前だと海賊に襲撃された村から避難した家族がキャンプをしている。
余談
- シーカータワーが高度な技術を誇った古代のシーカー族の遺物なのに対して、鳥望台は何気に現代ハイラルの技術のみで建造されている。しかもエノキダ工務店お得意のユニット工法を駆使しているらしく、この規模と機能を持ちながら一基につき一週間程度の工期で設置できているという、ハイラル建築学の粋を集めた代物。
- 理論上は誰でも使えるものであるが、観測システムの肝となるプルアパッドの数が用意できておらず、そして何より「到達→起動→射出→観測→パラセールを使って着地」のシークエンスを安定して行える使い手がリンクくらいしか居ないため、実質リンク専用の設備と化している。
- シーカータワーは最低でも1つはチュートリアルで起動する必要があったが、鳥望台は完全に無視して攻略を進めることが可能。ちなみに、本作の地上マップは解放前も地面と水場が色分けされているため、解放前でもある程度の地形は分かるようになっている。
関連タグ
シーカータワー…前作ブレスオブザワイルドに登場するマップを登録することが出来る塔。