エノキダ
えのきだ
サクラダ工務店の従業員で、独特な形のキノコヘアーをした糸目のおじさん。
ブレスオブザワイルド
ハテノ村でなかなか買い手がつかなかった空き家の解体作業に従事している。リンクが家を購入すると、事業拡大のため辞令により一人でアッカレ地方へと向かっていった。
アッカレ地方では湖にある丸い土地で「イチカラ村」を開拓している。
しかし開拓には何もかもが足りないようであり、その話を聞いたリンクが協力を申し出ると家を建てるための薪の束、町を発展させるために必要な人材を集めてほしいと頼まれる。なお、サクラダ工務店の慣習により、連れて来る人材は名前の末尾が「ダ」である必要がある。
イチカラ村が完成した後、リンクが連れてきた人物の一人であるゲルド族のパウダと結婚する。
ティアーズオブザキングダム
本作ではサクラダ工務店の後継としてエノキダ工務店の社長となっている。
また、パウダとの間にウィッダという娘を授かっている。
前作から規模が大幅に拡大しており、監視砦や鳥望台の建設に携わっているほか、ハイラル各地にある資材置き場もエノキダ工務店が設置した物であり、『ブレスオブザワイルド』後のハイラルの復興事業を全面的に支える重要企業になっている。
ちなみに相変わらず従業員の名前は末尾が「ダ」縛りになっているため、わざわざ改名した者もいる(ロベリーの息子であるグラネッダがそれ。元の名前はグラネット)。
キルトンに依頼されリンクの撮ってきたウツシエから魔物人形を作成するというチャレンジもあるのだが、1枚の写真から見えない部分を想像で作るという離れ業をやってのける。
『ティアーズオブザキングダム』は、前作のメインストーリーに関わるキャラと、監視砦の関係者を除くほとんどの前作キャラがリンクと初対面扱いになっているか、良くて面識の有無がぼかされる形になっているのだが、エノキダはその中で数少ないリンクと面識があることがはっきり描写されている人物になっている。
ただ、エノキダ以外のイチカラ村の面々はリンクに他人行儀に接してくるほか、イチカラ村イベントを行うにあたって必ず関わるサクラダも本作ではリンクとの面識描写が曖昧になっていることから、一部のプレイヤーからは「本作のイチカラ村はブレワイ中のイベントではなく、ブレワイ後にリンクが関わらない形で建設された村で、エノキダは工務店の代表としてリンクと知り合っていただけでは?」「エノキダ夫妻以外の村人にとっては数回しか会ってないスカウトマン程度の認識で、長らくイチカラ村に訪れていないからではないか」という考察もあったりする。