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黑白郎君

こくはくろうくん

台湾の人形劇「金光布袋戲」、および「霹靂布袋戲」の登場人物。
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概要編集

本名:南宮恨(なんきゅうこん)


金光布袋戲」、および「霹靂布袋戲」の登場人物。

現在の著作権は「金光布袋戲」にあり、主に「金光布袋戲」で活躍している。


中原一の狂人として、名を馳せた武芸者。顔と髪色、および全身の装いが半分ずつ白黒とした姿が特徴。好戦的な性格で、名セリフは「他人の失敗こそ我が喜び」。幽霊馬車に乗って出現し、必殺技「一氣化九百」で、強者たちに挑みかかる。


最大の宿敵として、復活と再生を繰り返す網中人がいる。


関連イラスト編集

黑白郎君金光布袋戲


金光布袋戲」の黑白郎君編集

プロフィール編集

性別
身分中原第一狂人
初登場黑白龍狼傳 第1集
根拠地萬丈古洞、陰陽分壘
化身白狼、黑龍
友人憶無心
宿敵網中人
ライバル岳靈休藏鏡人史豔文
協力者俏如來赤羽信之介神蠱溫皇
武器幽靈魔刀、陰陽扇
所有物幽靈馬車

人物編集

中原一の狂人。高慢で好戦的な性格。「金光布袋戲」の主要人物の一人で、「黑白龍狼傳」では、白狼と黑龍に分裂されたことがある。紆余曲折を経て、合体して再び元の姿に戻った。


金光布袋戲」では戦闘力が高い人物として扱われる。武術の天賦に優れ、「五絶神功」を習得する際に独特な陰陽功体を成就し、必殺技「一氣化九百」を開発。元は普通な人間と同じ外見を持つが、修行の過程で肉体が半分ずつ白黒になったとされる。


その武力の強さゆえに、強者たちを求め、戦い続ける。「金光布袋戲」シリーズの各作品に登場するラスボスは、黑白郎君と交戦したことが多い。復活と再生を繰り返す宿敵・網中人との因縁は、現在進行形で対立を続行している。


霹靂布袋戲」の黑白郎君編集

プロフィール編集

性別
化身斯文客
宿敵網中人
友人素還真海殤君金小開
師匠七欠、八缺
武器幽靈魔刀、陰陽扇
所有物日月珍珠冠、幽靈馬車

人物編集

武林で名を馳せた武芸者。好戦的な性格で、各地の強者たちを挑み続けた。大まかな設定は「金光布袋戲」とほぼ同じだが、容姿が白黒になった経緯は「金光布袋戲」と異なり、幼少期に岩の下敷きになったことが原因である。また、素還真と友人関係にあり、中原正道の一員として扱われる。


初期こそ武林で多くの流派に挑み、道場破りのような行動があった。魔族の組織「魔域」が登場した以降、勢威が失っていく。宿敵の網中人を追って魔域へ赴くが、逆に魔域の操り人形となる。その間は半駝廢など、天虎八將の関係者たちを殺害した。


魔域の支配から逃れた後は、中原正道の一員として、一頁書葉小釵などの人々を助けた。「霹靂狂刀」時期に、天殘武祖に襲われ、武術が使えなくなる。途中で中毒した金小開と出会い、追っ手から逃げる流れで友人になる。宿敵・網中人と和解し、その願いに従って、網中人を殺した。


網中人の魔繭を葬屍江で浄化し、自身との合体を試みるも、失敗に終わる。繭から出た黑白郎君は、海殤君と協力しながら、素還真と共に海鯨島の戦いに参戦。海殤君の死後、再生中の網中人を守るべく、葬屍江に戻った。「霹靂烽火錄」を最後に、黑白郎君が「霹靂布袋戲」で登場しなくなった。


著作権問題編集

金光布袋戲」と「霹靂布袋戲」は本来、同じ作品として発展してきた。当時は両方のキャラクターが共演するが、大人の事情により、二つの異なる会社に分離される。その際に、「金光布袋戲」側が一部のキャラクターの著作権を保有しており、うちの一人が黑白郎君である。


この著作権問題により、「霹靂布袋戲」初期に物語の進行につれ、「金光布袋戲」が著作権を保有したキャラクターが途中から登場しなくなった。


霹靂異數」のリメイク版「霹靂英雄戰紀之刀說異數」では、黑白郎君の代わりに「南宮取(なんきゅうしゅ)」とキャラクターを変更。宿敵の網中人もリメイク版で、キャラクターが「等活天羅(とうかつてんら)」に変更された。


関連タグ編集

金光布袋戲 霹靂布袋戲

網中人


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