「霹靂烽火錄」とは、 霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第18作目である。
1997年3月開始で、全30集。
作品解説
概要
魔魁の復活から三傳人と魔魁の対決までと、傲笑紅塵にからむ人間関係が並行して展開する。前作に比べ、流れが淡々として早い。
主な登場人物
中原一の賢人。魔魁を討つため、撼宇神劍を復活させようとする。
雲渡山の高僧。素還真の行動に疑念を持ち、公開審判にかける。
素還真の師兄弟。無忌天子を殺して天外方界を乗っ取ろうとするが、失敗する。
素還真の息子。ある場所で医者をしている。
- 魔魁
魔域の伝説的英雄。劍君十二恨の弟を利用して復活する。
魔魁の孫。東瀛と縁を切り、魔魁と歩む道を選ぶ。
- 刺爺爺
魔域にある「煉魔獄」の主。魔魁の協力者になる。
- 無忌天子
天外方界の創立者で素還真たちの師兄弟。三傳人を集めて魔魁に対抗しようとする。
- 白雲驕霜
方界六絃のひとり。無忌天子に天外方界を任される。
方界六絃のひとり。砂漠に隠棲していたが、白雲驕霜に協力を求められる。
- 袁冬曲
傲笑紅塵のために白雲驕霜が雇った女性。愁月仙子と瓜二つの容姿をしている。
- 愁月仙子
方界六絃のひとりだった女性で、故人。傲笑紅塵の思い人。
- 海殤君
滅境出身の義侠。傲笑紅塵と義兄弟の契りを交わしている。
- 權門宗矩
東瀛から渡ってきた伊賀派忍者の頭目。非凡公子の師。
- 忠貞之花
權門宗矩の忠実な部下。
- 忘年
歐陽上智の化身である老人。最終的に素還真に協力する。
流れ者の若い剣客。儒教傳人。弟の死により、天外方界と魔魁に恨みを持つ。
北武林出身の刀客。道教傳人。妻の遺体と暮らしている。
刀狂劍痴の通称で知られる剣客。仏教傳人。孫に手を焼く。
- 金小開
葉小釵の孫で、元・武林至尊。亂世狂刀と葉小釵を同時に殺そうとする。
- 雙龍背
暗殺者育成機関「易水樓」に所属する赤毛の青年。零に好意を持つ。
- 大鴻臚
易水樓の責任者。姿を見せない樓主に代わって易水樓を取り仕切る。
- 常默衣
雙龍背の師。部下をかばって降格になる。
- 零
魚人族の生き残りである暗殺者の少女。易水樓に命を狙われる。
- 六分刀
歐陽上智が雇った殺し屋。雙龍背と同門。
- 神鶴佐木
隠棲していた黒流派忍者。零の義父。
- 玄都金魔
魔域の正統王家。魔魁の台頭に危機感を抱く。
- 龍驤、虎賁
金魔の護衛。
- 龜長老、鱉長老、鰲長老
金魔に仕える長老たち。
- 龍閣梭羅
金魔の後継者。罪人として九蟠山に囚われている。
- 饕餮、狴犴、蚣蝮、椒圖、螭吻、贔屭、狻猊、睚眥、蒲牢
九龍子と呼ばれる九蟠山の主。脱獄した龍閣梭羅を連れ戻そうとする。
- 六聰天乞
物乞いの長。怪我をした零を助ける。
- 七海游僧
魚人族の生き残り。女性だが男性僧侶の服装をしている。
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