もしかして→オニキス/ブラックオニキス、ボルツ(ブラックダイヤモンド)、ブラックスピネル
概要
「…チカラがみなぎるようだ…
こいつの宝を すべてマモノにしてやろう…
ワッハッハッハ…」
『ワリオワールド』の事件の発端にして、ワリオ城と財宝を乗っ取った本作のラスボス。
黒い宝石とあるが真っ黒なわけではなく暗い紫色をしており、単眼と数本の触手を持つ。
元々は人の欲望を糧にモンスターを生み出し、人々を苦しめていたがセイナル森のネッコロらの手によって遺跡に封印されていた。しかしワリオがトレジャーハントの際に持ち帰ってしまったことで封印が解け、ワリオ城を占拠。城内を迷宮のように作り変え、財宝をモンスターに変えてしまう。
全ステージをクリアし赤い宝石をすべて集めきると戦いを挑むことができるようになる。ネッコロを助け出した数によって撃破後の演出が異なる。
戦闘
ラスボスだけあって体力は8とどのボスよりもタフ。
前半戦はアイレーザーや炎攻撃などをしてくる。水晶に閉じ込められたネッコロを助け出すとダメージが与えられ、全て助け出すとダウンして落ちてくる。落ちて来たところで掴んで投げたり、パイルドライバーを食らわせることでダメージを与えられる。
全ての水晶を割る(体力が半分になる)とゴングが鳴り、後半戦に突入。黒い宝石が降りてきて直接対決をすることとなる。落下&衝撃波攻撃や突進攻撃、火の輪を作った攻撃をしてくる。またその他宝箱を生み出す攻撃もしてくる。こちらでも同様にパンチなどの直接攻撃でダメージを与え、ダウンしたところを投げたりパイルドライバーを食らわせたりすることでダメージを与えられる。
……とラスボスゆえタフだったり技は多彩だったりはするのだがいかんせん弱い。というのも攻撃は割と楽にかわせるものばかりで当たらずに済むうえ、宝箱攻撃で出てくる宝箱からは高確率で回復アイテムのニンニクが出てくるため体力にも困ることはない。また、道中で戦うボスのほうがクセが強く、体力回復手段がないのはもちろん、特定の方法でないとダメージを与えられなかったりするものもいるため弱点が明らかなコイツは正直そんなに苦戦することがない。
『オレだよ!ワリオだよ!!』の黒い宝石
ワリオの財宝と城を乗っ取り、財宝をモンスターに、お城をお尻に変えるなどややコミカルではあるが本質はほとんど一緒。時折テレパシーでワリオらに語りかけ挑発してくることもある。
また、洗脳能力も持っておりネッコロの友人ノッキーを操り部下にした挙げ句、最終的にネッコロら共々焼き払うなどラスボスらしく残忍で非道な一面も持っている。
道中にあるエリアもサーカスやマジックなどワリオが好みそうな物を作っており、おびき寄せてから手下に倒させようとするなどなかなか狡猾。それもそのはず、ワリオは幼少時代貧乏だったことが作中で明かされており、サーカスとマジックに憧れていたため、まんまと引っ掛かった(それでも罠だと気づいた時には怒りを見せていたが)。
また、ワリオ自身も知らなかったワリオとネッコロの力の秘密についても知っており、最終決戦ではワリオを罠にかけネッコロと分断、本来の力を出せなくなったワリオを一方的に蹂躙したが、引き返してきたネッコロによって形成を逆転され、最後はネッコロの力を得たワリオの強烈なボディアタックによって砕け散った。
だがその力はお宝をエネルギーとして使う必要があり、全てのお宝を失ったワリオは落ち込んだかと思われたが、今度は「怪盗ワリオ」としてお宝を盗みまくると宣言し、新たな冒険に旅立つ決意をするのだった。
関連タグ
キャプテン・シロップ デンプー シロマジン アワボウ ナゾのぞう ヨーキ(ワリオ) マルゲリータ(ワリオ) シェイキング…アクションのワリオシリーズのラスボス。
ダークゼロ…同じ任天堂作品で、黒くて単眼、宝箱に縁がある点(や弱いと言われることが多い点)など共通点が多い。