- 宝石の一種。黒い瑪瑙。
- 日本のパソコンRPG黎明期のヒット作「ザ・ブラックオニキス」、及びその派生。
このタグはpixivにおいては後者の意味として使用されることが多い。
この項目では前者を説明の後後者を説明する。
黒瑪瑙に関して
この宝石は、縞状になった玉随(石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり、緻密に固まった鉱物)であり、色は黒、あるいは黒色と白色の縞模様である。縞模様のものは特にカメオに利用される。ほかに装飾品や工芸品などにも用いられることがある。
日本のPCゲーム
このゲームはBPSより1984年にパソコンにて発表された3Dタイプのロールプレイングゲームである。このゲームは各種パソコン(PC-8801,PC-9801,PC-6001mk2,FM-7,X1,MSX,SC-3000など)に移植された。当時としてはグラフィカルなゲームであり、まだRPGに不慣れであった日本のパソコンユーザーにもやさしい仕様であった。
迷宮内で仲間を集めて5人以内のパーティーを組み、願いをかなえる宝石を求めて街(ウツロの街)にあるダンジョンを探索していくというものである。
なお、ゲームがよくわからないうちに井戸でいきなり地下5階に降りて、クラーケンに全滅させられたり「イロイッカイズツ」で意味がわからなくなるのは語り草。
ゲームの続編、リメイク
このゲームはほかに続編であり、魔法が使えるようになった「ザ・ファイアクリスタル」が存在する。ほかに続編であり、迷宮のみならず野外も探索でき、昼夜の区別もあったとされる続編「ザ・ムーンストーン」や、育て上げたPCを対戦させることが出来る「アリーナ」も予定されていたが、発売されることはなかった。
尚、このゲームは2001年にゲームボーイカラーにてリメイクされており、その際「アリーナ」が付属された。
また、このゲームは1988年にファミコンにてリメイクされ、「スーパーブラックオニキス」と言う題名で発売された。このゲームにおいてはPCは2系列の魔法を使うことが出来、ストーリーなどもかなり異なるというものであった。
さらにはゲームブック「スーパーブラックオニキス」が存在する。このゲームブックはファミコン版ではなく、PC版のザ・ブラックオニキスを基に作られており、同じ作者のゲームブックとつながりがあるといわれている。