黒星(境界のRINNE)
くろぼし
CV:西村知道
巨大な体を持つおじいちゃん猫で、眼鏡を掛けており額には黄色の星模様がある。
孫は黒星三世。(二世については作中で言及されていない。)
りんねの祖父が亡くなった後、魂子があの世に引っ越しした際の作業中に押し入れに閉じ込められ、長らく放置されていたがその後の大掃除で発見された。
その節にはやはり怒っていて初登場の次の話で引退を申し出ており、孫の黒星三世の修行を魂子と共にりんねに依頼するも、筋金入りの霊恐怖症である三世は契約黒猫としての素質が全く無く、(詳しくは三世の記事を参照)結局引退できずにいる。
(三世もその後魂子の元に引き取られ修行することになったが、その分の月謝も黒星が負担することになってしまった。)
ちなみに、感情任せで動いたり自分勝手な振る舞いをすることは殆ど無く、作中では数少ない常識的な人物である。
原作では2012年に登場して以来、1年に1-2回程度の出演の他、5年もの間公式サイトに紹介が載せられて居なかったり、キャラクター集合イラストや単行本表紙に全く登場しなかったりと、かなり不遇な扱いを受けていた。
先述のように、原作では出番も少なく扱いもかなり雑であったが、アニメでは一転してかなり出番が増えた。
アニメオリジナルで一番大きく原作と変わったのは、「六道家を昔から観てきた人物として描かれている」ということである。
アニメ第3シリーズでは51話「ゴールドライセンス」、63話「死神乙女」、64話「ウソと真実」と六道家に関わる重要な話全てにアニオリで出演しており(64話は台詞なし)、学生時代からぐうたらぷりを炸裂させていた鯖人に手を焼いていた事や、幼児期のりんねの成長を家族のように喜んでいた事、失踪した乙女の事を魂子がりんねに「良い子にしていたらいつか帰ってくる」と伝えているのを聞いて陰で涙を流していた事などが描かれた。
また、原作より魂子の家の家事を手伝っている描写が多い。屋敷を訪れた人たちにお茶とお菓子を振る舞ったりと、おもてなしが得意な模様。
その一方で魂子とあの世のネットショッピングのCMに出演し学ラン姿を披露していたり、セーラー服姿の魂子のスカートをめくったり、猫缶につられたりとお茶目な姿も見せている。
ちなみにアニメ版では黒星三世より約1年早く登場している。