概要
『咲-Saki-』に登場する長野県の私立の高等学校。部長の龍門渕透華は理事長の孫である。
制服はあるものの私服に近い扱いで、自分の好みにカスタマイズ出来る。
龍門渕高校には読者・視聴者からの愛称として「もんぷち(モンプチ)」がある。勿論「門渕」の部分から発生したものであろう。
前年の活躍
県予選で全員1年生ながらも、それまで6年連続で県代表となっていた風越女子を抑え、その圧倒的な実力で優勝し、全国大会出場を決めた。
全国大会でも旋風を巻き起こした彼女達は、難なく1回戦・2回戦を突破。それぞれの大将戦では天江衣が2者・3者同時トバしをするなどの活躍を見せ、強豪校の選手達もその力を恐れ、また注目していた。
しかし、準決勝で東東京代表・臨海女子と対戦。副将戦で龍門渕透華が巻き返しを図ろうとするも、対局途中から発現した彼女の異能の力を恐れた臨海女子のメガン・ダヴァンは真っ向勝負を避け、点数が少なくなっていた合浦女子をトバす「勝ち逃げ」の作戦に切り替えて、勝負を大将戦に回すことなくこの戦いを終了させた。
龍門渕高校は前半の失点が響き、準決勝戦3位で敗退となった。作中では直接的に表現されていないが、全員1年生のチームが初出場で全国ベスト8になった事自体は、とんでもない快挙である筈だ…今更だけど、どっかで似た様な話を聞いたような気が…?
メンバーの関係
この麻雀部…というか5人組は、元々は龍門渕家に引き取られた天江衣のために、透華が「衣と一緒に麻雀を打てる友達」として井上純、国広一、沢村智紀の3人を集めたのが始まりである。
この5人で当時の麻雀部の部員達を殲滅(?)し、事実上、乗っ取る形で現在の龍門渕高校麻雀部に至る。
また、なぜかメンバーの誕生日が智紀(3月10日)を除いて9月(衣:6日、透華:10日、純:14日、一:21日)に集中していたりもする。
ちなみに一・智紀・純は屋敷で透華のメイドとして働いている。
原作の回想シーンでは一と智紀がメイド服、純は黒いスーツを着用。そして『咲日和』では…純もメイド服を着ているエピソードがある。
阿知賀編での登場
龍門渕の面々は阿知賀編でも登場している。
全国大会前に阿知賀女子学院が県大会準優勝チームとの練習試合を行っていたが、戦った7校の中で唯一勝てなかったのが、龍門渕であった。特に高鴨穏乃は月の出ていない状態の衣にすら、手も足も出なかった。
…のだが、穏乃に対する衣の評価は意外と高い。それはいよいよ明かされつつある『穏乃の能力』に因る物のようだが?
団体戦オーダー
レギュラーは全員2年生。
- 先鋒:井上純
- 次鋒:沢村智紀
- 中堅:国広一
- 副将:龍門渕透華
- 大将:天江衣
- 補欠:杉乃歩(1年生・アニメのみ)