概要
炸醤麺から派生した麺料理。韓国式中華料理の代表メニューとして国民的に人気がある。チュングッチッ(中華料理店)で出される。
出前の定番メニューで、忙しい日のランチや、家族団欒の夕食などで、手軽に注文する。インスタント麺もスーパーやコンビニで売られている。
特徴
テンメンジャン(甜麺醤)ではなく、チュンジャン(春醤)と呼ばれる黒味噌にカラメルを加えたものを使用しており、ジャジャミョンの色は日本のジャージャー麺と比べてかなり強い黒色を呈する。辛いチャジャンミョンはあまり見かけず、殆どは甘い味付けである。
具材は、豚肉や玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ショウガなどを刻んで、油で炒めたもの。細切りにしたキュウリをトッピングする。
食べ方
出されたときは、ソースと麺が絡んでいない。そのため、飲食店では、端を両手で1本ずつ持ち、混ぜては持ち上げと、かなり大胆に混ぜる。出前では、ラップに包まれているので、これを利用して、皿を上下左右に振って混ぜる。
薬味として、コシュカル(唐辛子粉)をかけることも。人数に合わせ、餃子やタンスユッ(韓国風酢豚)を注文することも。
付きだしには、食べやすい大きさに切った、玉ねぎやチュンジャン、たくあん、たまにザーサイが付く。特にたくわんは「タンムジ」と呼ばれ、必ず出る。
種類
作り方や具材により、チャジャンミョン、カンチャジャン(ソースと麺が別)、サチョンチャジャン(刻んだ豚肉と玉ねぎを味噌で合わせる)、ユモチャジャン、サムソンチャジャン(海鮮を具にしたもの)の5種類がある。
外部リンク
関連タグ
ジャージャー麺:同じく炸醤麺を元にした、日本の麺料理。
マンドゥ:同じく韓国風中華料理のひとつ。
孤独のグルメ:ドラマ版season10で登場。