概要
歴史場の人物徳川吉宗を題材にした時代劇、『暴れん坊将軍』シリーズにおけるBGM「IIII-43」の俗称。
通称「殺陣のテーマ」、「成敗のテーマ」、「成敗用BGM」とも呼ばれる。
作曲は菊池俊輔。
解説
本作の醍醐味でもある松平健演じる徳川吉宗(以下、「上様」)による悪党との大立ち回りのシーンに挿入される。とくに、上様が刀を抜いて刃を峰に返した瞬間から曲が開始されるのが印象強い。
「デーンデーンデーン」は曲の出だしを文字に起こしたもの。もっと言うなら、「デーンデーンデーン デデデデデデ デーンデーンデーン」…と続く。
出だし以降の基本的なメロディは本作のメインテーマと共通しているが、戦いのシーンということもあり、力強くアップテンポにアレンジされている。
この曲をバックに悪党の集団を相手に孤軍奮戦する上様の圧倒的な強さのイメージもあり、ネット上では処刑用BGMとして扱われることが多い。事実、この戦闘シーンにおける上様の勝率は凡そ10割を占め、「BGMがかかる≒勝利確定」という構図がほぼ完成している。
初出は第1シリーズ『吉宗評判記』の第3話だが、安定して使われ続けていたわけではなく、当初は様々な殺陣用のBGMを使い分けていた。
基本スタイルが確立されてからはBGMも統一されるが、第8シリーズでアレンジバージョンが使われたこともある。
関連動画
派生
『劇場版仮面ライダーOOO 将軍と21のコアメダル』にて、上様がまさかのコラボ出演。
平和な江戸の町に突如現れた仮面の戦士と共に、事件の発端である悪党たちと戦う。
戦闘時のBGMはこのコラボの為に作曲された「殺陣のテーマ」のアレンジバージョン。原曲をベースとしつつオーズの変身時の歌のメロディも一部組み込まれている。まさに公式が病気。
ちなみに菊地氏は昭和ライダーへの参加経験があり、アレンジとはいえ平成ライダーで菊地メロディが流れる形となった。