事の発端
『かぐや様は告らせたい』第2期7話「かぐや様は脱がせたい」(原作第70話)にて、いつも通り生徒会室へ来た四宮かぐやと藤原千花は、室内で制服に着替える最中だった石上優とばったり出くわす。
その際彼が履いていたブリーフパンツを見て千花はバカにするかのようにニマニマ、挙句自身を痴女と罵る彼に対して「罵倒にキレがありませんよぉ~?いつもの言葉のナイフはどこいっちゃったんですかぁ?」と煽る始末。この行為に激怒した優は「ブリーフの何が悪いってんですか!このピッチピチが好きなんです!」と声を荒げるも、千花は「おんなじピチピチだったらボクサーパンツでいいじゃないですかぁwww」となおも彼を挑発。
この発言で完全にスイッチが入った優は大勢の女性が取り囲む中(という固有結界)でとんでもない暴論を口にする。
あぁ~!出た出たボクサー史上主義者ァ!!!
あなた方女子さまは、「ボクサーパンツってボディラインがキレイでセクシー♡」ってほざきますけどねぇ、あんな女子ウケを狙ったペラッペラなパンツを履くような奴は、人間性もペラッペラなんですよ!(※個人の意見です。)
いいですか!ボクサーパンツを履いてる奴は全員ヤリチンですからね!
ヤリチンパンツなんですから!!!
この暴言にかぐやは「ヤリチンって何ですか?」と箱入り娘発言。これには先程まで散々バカにしていた千花もドン引きしてしまい、自身のスマホで意味を検索してそれをかぐやへと渡したのだった。
んなぁっ!ボクサーパンツを履いてる人は・・・
この一件で男性の下着を意識するようになったかぐやは、白銀御行に対して「彼にも体だけの関係を持つ女性がいるのでは?」と疑念を抱いてしまう。だが生徒会長にして自身が恋慕する彼のこと、決してそんなふしだらな真似はしないだろうと信じるも、彼女の知識欲が叫んだ。
どうにかして彼のパンツを見なければ!と。(彼女はいたって大真面目です。)
そしてそのシミュレーションとして、紅茶をわざと彼のズボンに引っ掛け、乾かす名目で脱がしてパンツを確認する考えに至る(因みにこの時なぜか某長寿の海産物アニメっぽい動きとシルエットになっている)。
「ごめんなさい!乾かしますのでズボン脱いでください!」
そういって彼のズボンを下した次の瞬間、
ヤッターパンツミエター
どこかで見たことあるようなタッチでかぐやの顔面は(別の意味で)崩壊。そしてその理性どころか脳みそさえ溶けたような表情が彼女の背景にカラフルな形で大量に浮かび上がったのだった。
変態じゃない!
ハハッ、エグザクトマー(それな!)
余談
このシーンは原作においては構想から我に返るまでたったの1ページに収録された僅かなシーンでしかなかった(ましてやこの迷言もかぐやの顔が見切れる始末)。
だがここに面白さを見出した制作陣と、中の人の(別ベクトル的な)熱演によりかぐやのアホ面を液晶全面に押し出したのみならず、視聴者勢が想像だにしなかった素っ頓狂な声によりたちまちその手の界隈では人気を博し、YouTubeでも数々の投稿者がネットのおもちゃとして多くのネタ動画を量産したのだった。
だれが言ったか『羞恥院学園』
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