概要
ゲーム作品において、『1面』の『ボス』を務めるキャラクター。
現代のゲームにおいて『ステージ(stage)』や『ラウンド(round)』、『エリア(area)』と呼ばれている概念が、かつて日本のゲーム業界では『面』と呼称されていた。一部では『面クリア』などの表現が今も残っている。
英語圏では『レベル(level)』がこれに相当するものとして使われることもある。星のカービィシリーズでもそのような表記が使われている。
これはゲームの進行やプレイヤーの行動によって画面がスクロールする仕掛けが一般的でなかった時代、クリアするべき戦場や課題が一画面に収まっていたことの名残であると思われる。
『1面ボス』は多くのプレイヤーの前に立ちはだかる最初の難関であり、ボス戦特有のルール等をプレイヤーに覚えてもらうための練習台としての役割を持たされていることもある。
またプレイヤーの力量、あるいは作品との相性の良し悪しによってはトラウマレベルの苦戦を強いることもあるため、場合によってはラスボス以上に強い印象を残すこともある。
また最初の強敵という立ち位置はある意味でその作品の印象を決定づけるものでもあり、非常に重要な役割を担うのは言うまでもない。場合によってはお馴染みのポジションや後で仲間になる、終盤のボスとして再登場するなど、いろいろと個性的な役割を与えられることもある。
関連タグ
ウィスピーウッズ:これらのボスの代表格。