概要
アイドルユニット乃木坂46の恒例イベントである。
AKB48の公式ライバルという位置づけの乃木坂46であるが、乃木坂に専用劇場があるわけではないし、このイベントもAKBの公演とは趣が異なる。
第1部では、出演メンバーがそれぞれアピールを行い、休憩中に観客が投票し、第2部で行われるミュージカルの出演者を決定するという方式である。
2012年9月に渋谷PARCO劇場で初開催。この時は単純にメンバー人気投票を行い、1位の主役から16位の端役まで順位に応じて自動的に決定された。
2013年5月・赤坂ACTシアターでの第2回より、メンバーは主要10役のいずれかに立候補し、重複した役についてはアピール合戦を行い、その評価を基準として投票、勝者が役をゲットできるという方式となった。また端役6人は10役落選者の中から全投票数の上位6名が選出される。
2014年6月も同様にACTシアターで開催。第3回はコントを行ってそのセンスが投票基準となる。
このため、メンバーにとってもどの役に立候補するかという駆け引きが生まれてくる。
- 人気メンバー同士でも、重複すれば1人しか選ばれないため激戦になる。倍率が高いと票も割れるため、敗れた場合端役にも入れないことも。
- 逆に1人しか立候補しなければ、ラッキーガールとして事実上役を獲得できる。
- 主要10役制覇を目指すメンバーもいる。若月佑美は立候補制の第2回・第3回のいずれも10役制覇を果たした。
- 2014年6月10日現在、生田絵梨花は一度も16役から落選していない。
3期生・4期生も、「3人のプリンシパル」として、同じようなイベントを2017年、2019年にそれぞれ行っている。
(※ただし、新4期生は当時「坂道研修生」として活動していたため、プリンシパルには不参加。2022年に加入した5期生もコロナ禍と諸事情によるメンバー2人の一時活動自粛による影響で加入直後に開催されることはなく、今後開催の有無すら不透明な状態となっている。その代替案としてか、2024年に「セーラームーン(ミュージカル)」が行われた。)