概要
本作のクライマックスシーンで流れる。
この曲を背景に、鼻血を垂らしボロボロになりながらも、家族のアシストを受けて敵の本拠地に建つタワー(東京タワーをモデルにしたと思われる)の非常階段を全力で上り目的の上層階に向かう野原しんのすけの姿は、シリーズ屈指の名場面ともされている。
未来に目を背け過去に逃避しようとする敵ボスのケンとパートナーのチャコが新しい技術である「エレベーター」を、懸命に未来を手に入れようとするしんのすけが過去から受け継がれて来た物である「階段」を使うという点では両者は対照的でもある。
そしてしんのすけはケン達の気持ちを変えた事で、21世紀を手に入れる。
それがケン達が憂いていた理想通りや良い事だらけではない現実と未来であっても、しんのすけと家族と仲間たちは普段通りの生活に戻りながら人生を歩き続ける事となった。