概要
1984年、アルバム“Bon Jovi”(邦題『夜明けのランナウェイ』)でデビュー。
一曲目の「Runaway/夜明けのランナウェイ」は、1985年に麻倉未稀と伊藤かずえによって日本語詩でカヴァーされた。
デビュー時は日本中心の人気だったが1986年発表の3rdアルバム『Slippery When Wet』
(同『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』)で全米No.1になってからは世界的に人気を博していった。
1988年にはアルバム『ニュージャージー』を発表。バンド発祥地をタイトルにした当アルバムは全米ビルボードチャートに4週1位を記録する大ヒットを記録し、バンド絶頂期となった。
90年代に入ってからはグランジが流行したことやアレックの脱退など人気に陰りを見せるようになる。1994年に初のベストアルバムを発売し、新曲の「オールウェイ」はヒットしたが、従来のファンからは賛否両論になった。
2000年に7thアルバム『crush』の先行シングルとして発売された「イッツ・マイ・ライフ」が大ヒットとなり、現在のバンドを代表する曲となった。
メンバー
- ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)/ヴォーカル:ソロではJohn Bongiovi名義も使う。
- デヴィッド・ブライアン(David Bryan)/キーボード:バンドサウンドの要。
- ティコ・トーレス(Tico Torres)/ドラムス:バンド最年長者。
- ヒュー・マクドナルド(Hugh McDonald)/ベース:アレック脱退後サポートメンバーとして参加、2016年正式メンバーに昇格。
- フィル・X(Phil X)ギター:リッチー脱退後サポートメンバーとして参加、2016年正式メンバーに昇格。
元メンバー
- デイヴ・セイボ(David Michael Sabo)/ギター:初代ギタリスト。デビュー前にリッチーとの腕比べに敗れ脱退。現在はスキッド・ロウに所属。
- アレック・ジョン・サッチ(Alec John Such)/ベース:1994年に脱退しバイク屋となる。
- リッチー・サンボラ(Richie Sambora)/ギター:反町隆史との共演作“Forever”も人気。2014年11月にジョンがリッチーの脱退を公表しているが、本人は否定している。一方でジョンについては老け込んだ姿や声の衰えを心配するファンも少なくない。
著名な楽曲
- Runaway/夜明けのランナウェイ
- You Give Love a Bad Name/禁じられた愛
- Livin' on a Prayer
- Born to be my baby
- Bad Medicine
- I'll Be There for You
- Always
- These Days/チャーハン?
- It's My Life
- Everyday
- Have a Nice Day
余談
芸人のなかやまきんに君が主にネタなどで「It's My Life」の曲をかけることが多く、洋楽聞かない人でも楽曲の知名度が高い。