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概要

『BOSS』は、毎週木曜日の22:00 - 22:54(JST)のフジテレビ系列木曜劇場枠放送の連続刑事ドラマ

警視庁が多様化する犯罪警察の検挙率低下への対策という世間へのアピールのために新設した「特別犯罪対策室」の室長に就任したアメリカ研修帰りの訳あり女性キャリアの大澤絵里子と、大澤の下に就く各部署から不要と言われた個性的な「精鋭」達の活躍を描く刑事ドラマ。


キャスト・スタッフ

主演は天海祐希。音楽担当は色々なドラマを手掛ける林ゆうきガンダムUCBASARAで有名な澤野弘之というスタッフも豪華メンバー。更に第6話では『女王の教室』で共演した志田未来がゲスト出演しており、天海と3年ぶりに再共演している。


主要登場人物

警視庁捜査第一課特別犯罪対策室

建前は手口が複雑化する凶悪犯罪への対策部署。警視庁の精鋭を集めたと謳うが、実際は各部署の不要人材の寄せ集めで構成されている。警察内部からはキャリアの出世コースを外れた大澤のための救済ポストと揶揄されているが、部下たちの短所には目をつぶり、それぞれの長所を生かした捜査法で次々と難事件を解決して行く。


  • 大澤絵里子 (天海祐希)

本作の主人公。通称ボス(BOSS)。特別犯罪対策室室長。捜査一課の係長待遇。階級は警部。福岡県出身の1968年8月31日生まれ。北九州大学法学部卒。AB型。

かつては警察庁の女性キャリアだったが、5年前に、当時身分を明かさずに交際していた恋人の弟が反政府テロリスト組織「黒い月」のメンバーとして逮捕された為、(後に冤罪と判明。)警視長から降格した。その後5年間アメリカのFBIで研修(事実上の左遷)を経て、特別犯罪対策室の室長に就任する。

アメリカでの研修で学んだ交渉術やプロファイリングに精通し、そこで培ってきた能力と女性ならではの観察眼を駆使した捜査を得意とする。「刑事は芝居をしてなんぼ」がモットーで、時として犯人や身内に対してフェイクをかけて犯人を嵌めることもある。

男社会でもある警察内でも女ということで嫌みを言われながらも毅然とした態度を取り、何事にも妥協しない姿勢の持ち主。平時はアクの強い部下に頭を抱えることもあるが、それでも仲間であるという意識を重視し、部下達とも結束を固めていく。口癖かつ決め台詞は部下達に事件を知らせるときに発する「事件だから」。ジョージ・クルーニーが好き。地震が苦手。酒癖が悪くたびたび野立に迷惑をかける。

使用銃は一期はコルト32オート、二期は1911系45AUTOコンパクト(シルバーフレーム ノバックサイト仕様) 捜査一課で勤務していたとき現場で緊張した事が原因で、一時拳銃が撃てなくなり辞表を書いた事がある。(2ndシーズン7話)


警視庁刑事部科学捜査研究所から異動。階級は巡査。東京都出身の1984年生まれ。神田女子大学理学部卒。163cm、40kg、B型。

科学捜査のスペシャリストだが、朝起きられないなど社会性が無いために科捜研から異動された。本人はこの異動には納得せず、刑事は自分に務まらないとも考えていたが、自身が拉致監禁された事件(1stシーズン4・5話)以降は「刑事としての自覚」が芽生え始め、捜査活動での様々な経験を通じ、上司である絵里子や対策室のメンバーに心を開くようになっていく。

科学には興味を示す反面、それ以外のことは消極的な面倒臭がり屋で、人間に対し無関心な上に協調性がなく、少々社会性に難がある。学生時代はその性格から変わり者として見られ、中学、高校といじめを受けていたことがある。ガールスカウトに入団していた。手や指で口元を触る、服を脱ぐ時は下から脱ぐなどの癖がある。時々、メガネをかける。見かけによらず健啖家で、なおかつ食べても太らない体質。

国家公安委員長狙撃事件で犯人の策に落ち狙撃された責任を取る形で新島署へ左遷同然で異動、対策室復活最初の事件で絵里子に頼まれ一時帰京し対策室に協力するが、その真犯人の手により負傷する(2ndシーズン1・2話)。救出されてからは何度か絵里子にメールや電話で連絡を取り合い、その後対策室に復帰する(2ndシーズン9話)。左遷と思われていた人事は狙撃事件を捜査するための絵里子の案であり、事件と関連があると思われる裏金問題に触れていない新島署内部で手掛かりを掴むためだった。


東村山署久米川駅前交番を経て、警視庁刑事部捜査第一課(既存の捜査係)から異動。階級は巡査部長。1975年9月27日生まれ。三重県津市出身、黄山学院大学法学部卒、182cm、65kg、B型、中野区松が丘在住。

感情を荒げず、常に冷静沈着。過去のある事件の経緯から警察組織に不信感を抱いており、いつも定時帰りでやる気のない態度を装っているが、時間外にも被害者の元へ事件による心の傷のケアのために通い詰めるなど、本来は思いやりのある優秀な刑事。対策室のメンバーにもさり気無い所で気配りを見せ、メンバーが危機の時には徹夜も辞さない。

本来は銃の腕前も高いが、対策室創設から3年前のある事件で、発砲命令が出ていた犯人とは別人を射殺してしまったことがトラウマとなり、非常時においても拳銃の引き金が引けなくなり射撃訓練にも参加しなくなったが、後にこの過去が絡む事件解決を機にトラウマを克服。刑事の仕事にも再び熱心に取り組むようになる。使用銃はS&W1911(劇中のプロップガンはタニオ・コバGM-7をカスタムしたもの)。

クールという印象を持たれてはいるが、実際はシャイな性格で女性に対しては非常に奥手である。甘党で色々とフェチな嗜好があったり都合が悪くなると逃れようとするなど天然でとぼけた一面もあり、2ndシーズンで岩井らの寸劇に加わったりとそのボケっぷりが顕著となる。2ndシーズンで楓との交際そして失恋を経験する。


葛飾署葛飾交番勤務から異動。階級は巡査。1985年12月18日生まれ。長野県立松本高等学校卒業。173cm、60kg、O型、杉並区在住。

正義感が強く、元気が取り柄の張り切り屋だが、実力が伴わず抜けたところがあるためドジを繰り返す。特別犯罪対策室の同僚からは「やるき茶屋」、玲子からは「ヤルッキー」と呼ばれている。対策室のムードメーカー的存在。絵里子のことを最初に「BOSS」と呼んだ。食べ物の好き嫌いが激しい。父親を早くに亡くし、母子家庭で育った経験が正義感の原点にあり、その青臭さを野立に評価され対策室メンバーに抜擢された。使用する拳銃はSIG SAUER P230。


深川署白河交番を経て、組織対策第四課から異動。階級は巡査部長。1971年10月9日生まれ。愛知県出身、明和大学体育学部卒、172cm、77kg、AB型、品川区在住。

柔道3段、剣道4段の肉体派で、2ndシーズンのCASE4で容疑者確保の際、胸から腹にかけて鉄板を仕込むなど、肉弾戦にはぬかりがない。

手先が器用で、料理や裁縫が得意。

過去に暴力事件を起こしたが、それは仲間を裏切って汚職していた先輩刑事を許せなかったため。ゲイバーの常連で、男性の尻を触る癖があるなどゲイと思われる行動・言動が目立つ。野立や片桐にも興味があったりと男性に対してかなり気が多いが、シーズン1最終話で「一番の男前」として絵里子にも惚れた。2ndシーズンでは、そのホモっ気にも磨きがかかり、女装をしたり、マッチョな兄貴に囲まれ(本人曰く「パラダイス」)、想像妊娠していたり、捜査そっちのけでタンクトップの若者を追跡しようとしたり、挙句捕まえた犯人(当然男)にキスを迫っていたこともあった。澤村愛海の世話をすることになったことがきっかけで、「母性」に目覚める。ベジタリアンでジョージ・クルーニーのファン。今までは絵里子のことをアンタ呼ばわりしていたが、最近は多少打ち解けてきて、BOSSと呼ぶようになってきた。使用する拳銃はSIG SAUER P226。


青梅署奥多摩交番を経て、生活安全部生活環境課から異動。階級は巡査部長。1959年3月3日生まれ。秋田県南秋田郡井川町出身、西東京農業大学生物学部卒、165cm、63kg、AB型、板橋区幸町在住。

メンバーの中ではベテランだが、警視庁一のうっかり者。通称「落としの山さん」と呼ばれているが尋問・取り調べの達人ではなく落し物の多さに由来、実際にも自身が持つ鞄の袋をうっかり落としており、挙げ句の果てにはせっかく説得の末、逮捕した犯人を置き去りにしてしまったこともあった。主に岩井とコンビを組んで捜査をしているが、岩井にこき使われることが多く、「おっさん」と呼ばれる。たまに、ベテランの勘が冴え、後輩をうならせることもある。肉料理など脂っこいものが好物。他のメンバーからは「ヤマムー」と呼ばれている。

バツ2の独身でまったく女性に縁がないが、それを逆手にとって重要な情報を入手してくることもある。2ndシーズンでは婚活により意欲的になっており、自己アピールためのブログ開設、結婚相談所への加入、果ては「野立会」に対抗して「山村会」なる合コンを催したりとあの手この手で活動中。

現在は対策室のメンバーである理香に好意を寄せている。使用する拳銃はコルト・ディテクティブスペシャル。


科警研から異動してきた木元の後任の対策室メンバー。階級は警部補。千葉県柏市在住。既婚者で2児の母。使い物にならないという理由で所長(警視監)に頼まれた野立の口利きで、新たな「不要人材」として対策室にやってきた。

誰にでも慇懃な態度で接するが、周囲に捉われないマイペースな性格で、その場にいてもすぐには気づかれないほど存在感が薄い(しかも、登場するたび何か食べていることが多い)。自身の魅力に自信があり、色恋沙汰だとすぐ「自分に惚れている」と思い込み自分のケースで考える。コンピューター関係を苦手としながらも物理学や生物学に精通し、木元や奈良橋に代わり科学捜査を任されている。主に花形とコンビを組むことが多い。捜査に対して積極性を余り見せないが、時として粘り強さを見せる。捜査に行き詰まった時などに何気なく発する一言が、事件の鍵となる重要なヒントになることもある。DVを受けているのか夫に対して怯えていたが、絵里子の影響を受けてから夫と向き合う決意をし、後に離婚した。歴史好きのいわゆる歴女の友達が大勢いる。

後に黒原を狙撃した組織の一員だったことが判明。リーダーの森岡の命令で動いていたが、絵里子に影響を受けたこともあり、非情になりきれずにいたために切り捨てられる。


元国家公安委員長・黒原健蔵(後述)の娘。MITで応用数学を学んでおり、アメリカのハッキングコンテストで優勝するほど、パソコンに関して高度な知識を有し、そのスキルは木元をも上回る。留学中の身だったが、父親の手術に合わせて帰国している。

父親の警護に失敗した対策室ひいては絵里子に憎しみを抱いており、当初は対策室の捜査妨害をしていたが、その才能を買われ絵里子の保護観察下という名目で事実上対策室のサポートメンバーとなる。クールな性格で、相手に皮肉や率直な意見を言う毒舌家でもある。それとは裏腹にファザコンという一面もある。

日本版CIA設立を目論む組織による事件後は「対策室の正式なメンバーとなる」という新たな夢を胸に再びアメリカへ旅立って行った。


警視庁刑事部


参事官補佐→参事官。特別犯罪対策室設立の責任者。階級は警視正。最年少昇進記録を更新するほどの有能な警察官僚で、上層部から一目置かれる存在。身長180cm。

絵里子とは同期で18年来の付き合いがあり、刑事時代の過去にバディを組んでいたこともある絵里子の理解者で警察内での気の置けない相棒のような存在。女好きでノリが軽く自分本位な性格、ナルシストである。絵里子をおちょくっているが、本当は彼女のことを気にかけている。対策室のバックアップに回ることもあり、自身の権力で対策室をサポートすることもある。メンバーにも気さくに接するが、山村に対する扱いはぞんざい。ニックネームで人を呼ぶ。「野立会」と称した異業種交流会の名目での合コンがオフタイムの楽しみ。顎を触って手をかざすポーズをピンチの時のサインとして絵里子と取り決めている。


刑事部長。絵里子と特別犯罪対策室の勝手な捜査を苦々しく思っており、彼らの捜査ミスには必要以上に厳しい態度をとるが心の底ではその捜査手腕や実績を信頼しており、一芝居打って逮捕された特別犯罪対策室のメンバーを釈放させた(2ndシーズン最終話)。恐妻家。


参事官。丹波博久の側近。出世のライバルである野立と絵里子の失脚を狙っている。片桐のトラウマの原因となった誤認での発砲を許可した張本人。そのことが原因で、狙撃犯から命を狙われることとなる。

汚職で逮捕され「黒い月」事件の解決後、何者かによって頭部を撃たれ死亡する(2ndシーズン1話)。後に対策室メンバーの人選をしていた時期の回想シーンで登場する(2ndシーズン7話)。


科学捜査研究所

監察医。死体検証の専門家。艶やかな美貌の持ち主で男ウケが良く、腕は確か。絵里子とは対照的な存在。特別犯罪対策室の専属の監察医ではないが、絵里子から依頼があれば必ず協力する。木元の元上司で、朝が弱いという理由以外に、人間を知ることで科学捜査の幅が広がることを教えるため木元を特別犯罪対策室へ異動させた。シュークリームが好物。対策室復活と同時期に玉の輿に乗り、「ハガネの女になる」の台詞を残して寿退庁する(2ndシーズン1話)

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