概要
『CUTIEHONEY-TEARS-』は、2016年公開の日本のSFアクション映画である。原作は永井豪の漫画『キューティーハニー』。
A.T.とヒグチリョウが監督を務め、西内まりやが主演を務めた。
庵野秀明監督による実写映画『キューティーハニー』以上に原作改変が行われており、舞台が環境汚染によって居住可能な土地が激減したディストピア的な近未来の日本となっており、ハニーの普段の名前も「如月瞳」へと変更、シスタージルもハニーと同じくアンドロイドになっているなど実写版キャシャーンと同様にもはや「キューティーハニー」と言えるかどうかも分からない別物。
バトルスーツも黒を基調としたシックなデザインとなり、過去作の重要な要素だったエロシーンは殆ど無い上、決め台詞である「ハニーフラッシュ」すらない。
そのため、ファンからは「“近未来のキューティーハニー”がコンセプトなのも疑問だけど、ストーリーや設定も微妙」、「原作の決め台詞“ハニーフラッシュ!”が聞けなくて残念」「原作をできる限り再現していた庵野版の方がまだマシ」といった声が相次ぎ、興行収入も振るわず事実上大コケとなってしまった。(興行収入は現時点でも公表されていないが、おそらく庵野版には遠く及んでいないと思われる。)