概要
新潟臨海鉄道が国鉄のDE11をベースに2両を自社発注した機関車。その後、DE10の譲渡車から改造した1両を増備し、計3両体制となった。
廃止後、2号機は秋田臨海鉄道に譲渡され、さらに仙台臨海鉄道へと渡った。その後、仙台臨海鉄道で1両をDE10の譲渡車から改造し、3号機としている。
なお、メイン画像はベースとなったDE10のものを使用している。また、同じ設計で地方私鉄に導入された機関車として水島臨海鉄道のDE70がある。
1両ごとの詳細
1号機
1971年の新潟臨海鉄道開業時に製造されたもの。2002年の新潟臨海鉄道廃止後は解体処分された。
2号機
1号機と同時に製造されたもの。2002年の新潟臨海鉄道廃止後、秋田臨海鉄道に譲渡された。
東日本大震災直後には機関車を2両も失った仙台臨海鉄道に貸し出されたが、2017年に正式に譲渡され、仙台臨海鉄道の機関車となった。
3号機(新潟臨海鉄道)
DD13を改造したDD55を置き換えるためにDE10の1144号機から改造して1995年に登場したもの。2002年の廃止後は解体処分された。
3号機(仙台臨海鉄道)
2019年にDE10の1536号機から改造して登場したもの。2020年6月1日に営業運転開始。