曖昧さ回避
以上のことからわかる通り、国鉄のDD55形は存在しない。
神奈川臨海鉄道のDD55
1963年からDD13をベースに製造されたディーゼル機関車。1994年までに19両が落成した。その後、DD60などにより置き換えられて廃車が進み、現在は5両が在籍する。
現存機のうち14号機と18号機と19号機以外はリバイバルカラーに塗り替えられた。
15号機(廃車済み)
ベージュに緑帯を施した塗装。2008年に廃車された。
16号機
赤を基調として白い帯を付加した塗装。
17号機
白と青のツートンカラー。
このうち、pixivでは17号機時代のカラーのイラストのみ見られる。
福島臨海鉄道のDD55
1966年、1970年、1973年に各1両ずつが製造された富士重工業もしくは新潟鐵工所製のディーゼル機関車。1号機はすでに現存せず、3号機はエンジンを換装して31号機となったが、2020年3月に検査期限を迎えて走行できなくなっている。31号機はそれまで度々エンジン不調に見舞われていたという。
仙台臨海鉄道のDD55
自社発注の2両の他、1983年に譲渡された元鹿島臨海鉄道のKRD形1両、同年に譲渡された元国鉄のDD13形1両の計4両が在籍していた。1990年代に入って、自社発注の2両はSD55に改形式され、残る2両も2011年までに解体されている。
なお、SD55となった2両のうち1両は震災で廃車となっている。
新潟臨海鉄道のDD55
元国鉄のDD13を開業時に譲り受けたもので、2両が在籍した。この2両は初期型唯一の譲渡車であった。しかし、1995年にDE10の1144号機が入線し、DE65の3号機となったため、用途を失い廃車された。