概要
「MAD Sequence*」や「VIVID Neon*」、そして「LEONAIR」の一員として、楽曲提供やアレンジを行うコンポーザー。
中でも有名なのはSOUL'd OUTのサポートDJとしての活動。
正式メンバーではないが、大半のレコーディングに参加、もちろんライブも参加している。
そのため「SOUL'd OUT 4人目のメンバー」と称されることも。
beatmaniaIIDXシリーズでは、脅威的な難易度のスクラッチ特化譜面となった曲が多く、1曲内のスクラッチ数での上位はこの人の手掛けた曲が大半を占めている。
主なIIDXへの提供楽曲
Watch out!!
ユニットMAD Sequence*の一員として参加した曲である。
そして記念すべきかまぼこ工場初の生産ラインである。
ANOTHERのスクラッチ数は251回な上、16分連皿だけではなく32分連皿まで出てくるという
体感難易度が9を超える皿譜面。
しかしながら121BPMとゆったりしている事や、終盤が回復地帯であるため
数をこなせばクリアは十分できる。ダブルは氏の曲で唯一ANOTHER譜面が存在していない。
この頃はまだ汎用ムービーのみだったので、ムービーで話題に上がるようなことはなかった。
Digitank System
DJTROOPERSで登場し、DJ Mass MAD Izm*名義での初参加曲。ムービーは汎用だが同作が戦争や戦場をテーマにしているため、出力レイヤーに戦車や兵士が、ミスレイヤーには捕虜兵が現れる。
シングルのスクラッチ数はANOTHER譜面で264回に更新した。この曲からダブルのANOTHER譜面も登場したがこちらは前作のシングルANOTHERにもわずかに及ばない247回とやや控えめになっている。レベルはシングルで11、ダブルでも10と難しいが128BPMとまだ遅く32分連皿もないので、スクラッチノーツに関してはターンテーブルを速く回しすぎないよう意識すれば上手くいきやすい。
naughty girl@Queen's Palace
EMPRESSで登場した。タイトル通りのやんちゃな女の子らしく、スクラッチも正確に演奏するにはだんだん複雑な操作が要求されるようになり、かなりやんちゃになっている(出力レイヤーにも女性のキャラが現れる)。ANOTHER譜面のレベルは前作と同じくシングル11、ダブル10。速度は前2作と比べると145BPMと結構速くなり、スクラッチ数はシングルで292回、ダブルで304回に増加。スクラッチノーツは初めてダブルの方が上回った。
同作の家庭用版およびSINOBUZでLEGGENDARIA譜面として追加された黒ANOTHER譜面は
シングル287回、ダブル290回とわずかに減っているがその分鍵盤は大幅に増加しており、レベルはシングル、ダブル共に11だがゲージオプションによっては詐称レベルにまで難度が上昇している。特にゲージをHARD以上にして挑戦する場合はスクラッチのBADハマリが起きないように。最悪それだけで回復が間に合わなくなってクリアに失敗してしまうこともあり得る。
Red. by Full Metal Jacket
SIRIUSで登場。ロケテストでも収録されており、ANOTHER譜面がシングルダブルどちらも初めて最高難度のレベル12となったため、多くのプレイヤーから期待を寄せられていた。
当楽曲はAUのフルチェンケータイのCMで使われた楽曲「Change」のアレンジでロケテ収録時はこの曲に非常にそっくりだったが、製品版では音源が変更されている。音源が気になる人は是非調べて聴き比べてみて欲しい。
158BPMと前作から更に速くなり、ANOTHER譜面は初のレベル12ということもあってスクラッチ数はシングルで483回、ダブルで478回と非常に多くなった。現在でも安定した記録を残すのはそう簡単に出来ないレベルである。
この頃から下位のHYPER譜面もスクラッチが苦手だと体感かなり難しくなっていく。シングルのレベルは10、ダブルのレベルは9だがスクラッチ数はシングル350回、ダブル319回でなんと前作のANOTHER譜面よりも多くなっているのである。早めに慣れておかないと苦戦は必至だろう。
この曲も汎用ムービー(一応当バージョンで新しく追加されたもの)だが、出力レイヤーは永久少年シリーズのキャラたちがおり、gigadelicの少年や少年Aでも登場したラジェ、gravityの少年が登場している。ミスレイヤーの男は新しく登場したが名前等は不明。
Watch Out Pt.2
Resort_Anthemで登場。DJ_YOSHITAKAが参加したWatch out!!のアレンジと言ったところ。148BPMと結構速くなっている。
「ワチャー」
ムービーは初めて専用になり、実写で二人のDJバトル(と謎のチャイナ服のリアルファイト)が繰り広げられている。
ちなみに夜中3時に撮影をしていたらしい(よしくん談)。コーヒーを飲む演出もそのせいなのか…
譜面はWatch out!!より大幅に強化されており、シングルのANOTHER譜面はレベルが最高の12になっている。アレンジ前にはなかったダブルのANOTHER譜面もレベル11と難しい。
元の曲が存在するアレンジなため、シングルは427回、ダブルは466回とこれまでより少し減っているが序盤に24分連皿があり更に鍵盤との複合も難しい配置が多い。
レベルに対してスクラッチ数は逆転しているという珍しい現象が起きている。
下位のHYPER譜面はシングル、ダブル共にレベル9とやや控えめだがスクラッチ数はシングル303回、ダブル329回とやはり自重していない。
灼熱Beach Side Bunny
ご存じ、最強にして最凶な鬼畜太陽です。記事があるので詳細はそちらへ。
153BPM、シングルANOTHER譜面は泣く子も黙るスクラッチノーツ667回。ダブルでも660回。フル稼働です。
ついに工場が本気出しました。
SPADAからの皆伝に採用され、昨今の皆伝におけるスクラッチ力を問う基準曲となっているため、段位・スクラッチ系譜面の環境に大きく影響を及ぼすこととなった。
「振り回されて振り回されて振り回されまくればイイじゃんテキナ」
―------DJ Mass MAD Izm*のコメント
Linclelink第5弾にて、REFLEC_BEATへの移植も決定した。ジャケットに灼熱くんがいるため非常に判りやすいです。更にポップンではSunny_Parkで移植される事態に。肝心の灼熱くんはいない・・・と思ったら曲バナーやキャラ背景にいるというおまけ付き。担当キャラも2Pカラーで登場したため、そっくりさんである。
BLACK.by X-Cross Fade
Lincleで登場。曲タイトルの「Cross Fade」が示す通り、後半に氏の曲のメロディが組み込まれており、naughtygirl@Queen's Palace→Red. by Full Metal Jacket→Digitank Systemの順番で流れる。
ANOTHER譜面はやはり(?)レベル12。24分連皿はないが163BPMと更に速くなり、スクラッチ数はシングルで521回、ダブルで535回。前作で灼熱くんが500を通り越して600の大台に出てしまっていたがその穴を埋めるように500台も登場してしまった。灼熱の難しさに隠れがちだがこちらもスクラッチ数は相応の多さで鍵盤も1000ノーツ以上あるため、相当難しいのは事実である。
HYPER譜面はシングル、ダブル共にレベル10。スクラッチ数はシングルで389回、ダブルで387回と、こちらも譜面レベルの割に多い。
因みに今回もムービーは専用。中盤の警告マークが印象深い人も多いのでは?
Snake Stick
Lincleの稼働途中に追加配信される形で登場。Watch out!!pt.2に続くDJ Yoshitakaとの合作である(ただし、こちらはVS名義が逆になっている)。
145BPM、シングルで418回、ダブルで474回のスクラッチとこれまでより控えめになっているがこちらもANOTHER譜面のレベルは両方12で24分連皿が多いため、ノーツの見逃しPOORや早回しによるBADハマリを誘発させやすい厄介な譜面になっている。テクニカルな要素が増えたような感じだろうか。
下位のHYPER譜面は両方ともレベル10。スクラッチ数はシングルで338回、ダブルで354回とこちらもこれまでよりやや控えめだが、16分連皿より遅い12分連皿が存在するため回しすぎのBADハマリはこちらでも起こりやすい。やはりこれまでとは打って変わってテクニカルな要素が増えたと言えるだろう。
ムービーはwatch out!!pt.2にあった実写ではなく3DCGになった2人がDJバトルをおこなっている。2人のSDキャラはかわいらしいが赤い背景とカメラワークで実写に引けを取らないカッコよさがある。
ご存じ、最強にして最凶な鬼畜太陽がパワーアップして再登場!詳細は該当記事へ。
199024club -re:BounceKiller-
灼熱の続編と同じくcopulaで登場。曲名の由来は氏のアルバム「I AM NOT A DJ」に収録されている楽曲「Bounce Killer」の続編だと思われる。
こちらは当時の隠し曲であり、楽曲解禁イベントの「Mystery Line」で解禁出来た。・・・が、当イベントは駅の名前で解禁出来る曲の名前がある程度判るものもあり、この曲を解禁出来る駅名はなんと「フィッシュケーキファクトリー」だった。
・・・そう、(厳密にはちょっと違うが)かまぼこ工場である。灼熱のムービーで公認したことによってノリノリになってしまったのだろう。
ムービーは久々の汎用だが出力レイヤーが特徴的で、よく見ると5つでループしているという変わった仕掛けがある(ランダムなので基本的に順番通りには出ないが・・・)。ミスレイヤーがないのも氏の楽曲ではこれが初めてである。
譜面は(灼熱の続編が強すぎて)相対的に控えめ。だがANOTHER譜面のレベルは腐っても最高難度の12であり、スクラッチ数もシングルで438回、ダブルで442回とそれ相応。143BPMと控えめな速度とはいえ、24分連皿が後半に集中しているため普通に難しい。加えてトータルノーツ数も1200ちょっととレベル12の中ではかなり少ないため、ゲージオプションによってはこれが足枷にもなる。当時は氏のレベル12で最少ノーツだったため、スコアのAAAを残す難度も高い(スクラッチの精度も影響するため)。
SAMURAI-Scramble
SINOBUZで登場。楽曲解禁イベント「攻城シノバズ伝」で解禁出来た。あのgigadelicと同じ汎用ムービーに怠惰な女の子がレイヤーで登場している。
ミスレイヤーでは刀に打ち粉をしているため、一応タイトル通り侍なのだろう・・・ぽふ。
ANOTHER譜面はシングル、ダブル共にレベル11。EMPRESSのnaughty girl以来である。が、レベル11としては難しいとの評価が多め。150BPMだがスクラッチ数はシングルで450回、ダブルで477回とレベルの割に多いのも原因か。
…と思っていたらBISTROVERでLEGGENDARIA譜面が追加された。しかし、これが灼熱2に並ぶ最強クラスの譜面になるとは誰が予想しただろうか…。
レベルは当然の12でスクラッチ数はANOTHERからほぼ1.5倍も増量し、SPLで690枚、DPLで719枚と灼熱2に次ぐ多さであり、HEROIC VERSEより登場したライトニングモデル筐体でないとやってられないレベルで24分連皿が大暴れしている。
灼熱Beach Side Bunnyが表の皆伝要員であるなら、こちらは裏の皆伝要員とも言うべき。
クリアレートもお察しの通りであり、テニスといいSINOBUZの曲たちは結局インフレの象徴であることに変わりなかったようだ。
The Chase
CANNON_BALLERSで登場。デフォルトで選曲可能。
ムービーは久々に汎用のみ(この作品の新規のものだが)。watch out!!以来である。灼熱pt.2に続いてバックスピンスクラッチがあり、(申し訳程度だが)チャージノートもある。
ANOTHER譜面はシングル、ダブル共に最高難度の12。現行では氏のレベル12譜面で最少ノーツになり1100台にまで減少した(レベル12全体で見ても下から数える方が早いぐらいにトータルノーツが少ない)。その分スクラッチの荒ぶりは一二を争う。
142BPMと控えめでスクラッチ数もシングル464回、ダブル467回とそれ相応なのだが24分連皿が非常に多く、通常のゲージならノーツの少なさが幸いしやすいのだが、逆にHARD以上の減少型ゲージだとあの灼熱に並ぶほどの極悪な難度になっている。特に後半は8分間隔を空けて24分連皿7枚分が5回も連続で降ってくる上、その3回目からは灼熱にあった鍵盤のトリルが絡んでくるという、片方の手の動きを確実に狂わせる悪魔のような配置が降る。覚悟しておこう。
下位のHYPER譜面はシングル、ダブル共に10だがスクラッチ数はシングルで322回、ダブルで382回と譜面の難度が落ちてもスクラッチ数は多め。幸い鍵盤の絡みはほとんどないため、基礎練習には向いているだろう。
IDC feat.REVERBEE(Mo'Cuts Ver.)
Rootageで登場。デフォルトで選曲可能。
ANOTHER譜面はSAMURAI-Scrambleに続くレベル11で、バックスピンスクラッチもある。140BPMと中速が続き、スクラッチ数はシングルで311回、ダブルで336回。
デフォルトではこれより非常に難しいかまぼこ工場が出ていた(氏の楽曲ではないもの)ため、霞んで見えるがこちらも鍵盤の絡みが多く難しめ。
ムービーは専用だが途中の人物がとある人物そっくりで話題になっていた。
Red.by Jack Trance
RootageのEXTRA専用リザルト「ARC SCORE」で登場。この曲を呼び出すことに成功すると、選曲BGMがSIRIUSデフォルトのものになり、更に呼び出したこの曲を選ぶと、プレー画面もSIRIUS当時のメタリックなスキンを再現したものになるという懐かしい演出がある(スキンは流石に当時そのものではなく、現行のものにアレンジされているが)。
タイトルを見ても判る通り、SIRIUSの「Red.by Full Metal Jacket」の続編みたいなもの。そのためANOTHER譜面も当然(?)レベル12である。
160BPMとわずかに速くなり、バックスピンスクラッチや24分連皿もある。スクラッチ数もシングルで517回、鍵盤のトータルノーツも1000以上あり、密度が高い。
ダブルでは鍵盤が大きく減った代わりに625回と多くなった上に、後半の一部がほぼ皿しか降ってこない脳トレ要素が非常に強い、DP特有の難所が設けられている。
ムービーはThe Chaseに続く汎用オンリー(Rootageの新規のもの)だが、機械仕掛けでありながら曲が終わる頃には爆発して崩壊するため、かまぼこ工場の崩壊と見られていたとかなんとか。
Don’t believe the hype
IIDX 29 CastHourにて登場。IIDXでは初のボーカル曲で、LEONAIRのH14(ひいよ)氏が務める。連皿とHCNに要注意。
RAGE feat.H14 of LEONAIR
IIDX 29 CastHourの「CHANNEL X2 Hideout II」のONE MORE EXTRAにて登場。ボーカルはDon’t believe~と同じくLEONAIR所属の「H14(ひいよ)」氏。
マルチスピンスクラッチが投入された譜面で、単純なスクラッチ数こそ500に満たないが、鍵盤との組み合わせの難しさが皆伝級。
令和(1991RAVE REMIX)
え?リンク先がおかしい?そんなことありませんよ