以下の意味がある。
- イタリア語などで、白い粉の吹いたという形容詞。
- イタリア語におけるポセイドンの息子の一人、Glauco、ギリシャ語だとΓλαῦκος、英語だとGlaucous。(参照・wikipedia(イタリア語))
- イタリア王国海軍の潜水艦のグループ、classe Glauco(グラウコ級)。これには大きく分けて2種類あり、第一次世界大戦以前に作られたもの(Glauco,Squalo,Narvalo,Otaria,Tricheco)、第二次世界大戦以前に作られたもの(Glauco,Otaria)の2種類が存在し、前者はネームシップは1916年に除籍され1921年まで放置され、ほかは1918年までに退役し、後者は戦争に用いられネームシップは1941年に沈没、もうひとつは戦争終了後に引き渡され、1948年まで残存していたと思われる。((参照・wikipedia(イタリア語)、参照・wikipedia(イタリア語))
この項目ではブラジルの風刺漫画家であるグラウコ・ヴィラス・ボアス(Glauco Villas Boas)に関して解説を行う。
漫画家などとして知られる人物
彼はVillas-Bôas brothersと呼ばれるブラジルの先住民に対する活動家の一族の出身であり、1957年に生まれた。1976年にサンパウロ州リベイラン・プレートに移住、そこでジャーナリストにセンスを買われ新聞に風刺漫画を掲載することになった。197 8年にはInternational Humor Exhibition of Piracicabaを受賞する。
1984年、Arnaldo Angeli Filho、ブラジルの漫画家、Angeliとして知られる人物の推薦によりFolha de S. Pauloという新聞のイラスト出版部門で作品の出版を行った。
作風
辛辣なユーモアと利口なジョーク、こぎれいな線などにより彼はブラジルの漫画の近代化に寄与したとされている。
彼が主題としたのは結婚問題や孤独、都市における暴力やドラッグなどであったとされる。また、彼の作品のネームに関しては二人の漫画家、AngeliおよびLaerte Coutinho、Laerteに協力を受けたとされる。
イラスト等の仕事
漫画以外の仕事としてはマスターシステムのテディボーイブルースのローカライズのイラストを作ったり、ブラジルのテレビコメディー、TV Pirataに作家として参加したり、雑誌の編集の仕事も行っている。
さらにはロックバンド(これは趣味的なもの?)も作ったりしている。
彼の死
この人物は2010年、息子の一人とともに銃撃され死亡。宗教がらみであるとも薬物がらみであるともいわれるが、はっきりとしたことは不明である(参照、ブラジルの日系人の新聞)。