…それもラブ…これもラブ
概要
ゲームの世界に取り込まれ、その世界で透明人間となった主人公が、なぜか自分と同じ名前を持つ『勇者』が経験値稼ぎと称して大量虐殺したこの世界のモンスター、「アニマル」たちを救う旅をすることになるというアンチRPG。
キャッチコピーは「もう、勇者しない」。
CMは「人様の家に土足で上がり込んで、止めようとする住人を無視してクローゼットにあるコインと武器を持ち去ろうとする勇者(格好が某有名RPGの勇者のそれそっくり)」という衝撃的なものになっている。
テーマが「アンチRPG」ということで、プレイヤーは「世界を救う英雄」ではなく、それを「目撃する側」としてゲームを進めていく。ゲーム冒頭、まるで80年~90年代のような王道RPGをプレイする場面があるが、それすらも本編の伏線となっている。
独特なグラフィックと音楽、イベントが全部隠しイベント(条件を満たさなければ見れないので全無視でもいい)という潔さ、衝撃的なCM、根底に流れる大きなテーマなどで、今なお語り草となっているゲームである。
22年の時を経て…
2019年9月5日のNintendo Directにて、Nintendo Switch用のダウンロードソフトとして10月10日に配信決定!
なお今回の配信には、開発当時のオリジナルメンバーが集まったそうだ。
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CM
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Undertale…モンスターをどうするかによってルートが決まり、ルートによっては本作のゲームのように全てのモンスターを生かすことができる、ある意味アンチRPG要素が含まれる。
大人になれよ…「ゲームなんかやってないで現実で遊べよ」というメッセージから、ただし本作のそれは「閉じた世界に引きこもっているだけでは実りにならないから外の世界にも目を向けなさい」という導きに近いものだが、こちらは親や親戚のおじさんが言うような「そんなくだらないもの」という理解と価値を拒絶した押し付けに近いメッセージであるため、本作のメッセージと同じ事こそ言っているが本質は真逆である
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