NO12エーテリック・マヘス
にゅーおーだーずじゅうにえーてりっくまへす
現れろ、NOランク12!
カオスよ、その汚れた魂を、高貴なるランクアップで浄化せよ!
エーテリック・マヘス!!
「NO(ニューオーダーズ)」に属する光属性・獣族のエクシーズ・効果モンスター。
アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』においてエリファスがエーテリック・ホルスをランクアップさせたことで登場。
名の由来はエジプト神話における軍神マヘス。雄ライオンの頭部を持つ神として描かれ、バステトの息子とされている。
ランクを表す背中の数珠は12個全て点灯しており、外見は漆黒のライオンの胴体に人間の上半身を足したようなケンタウロスのようなフォルムをしている。1対の大剣を構え、大きな翼にヘビの尻尾も持つことからキマイラのような印象も抱く。また、セベクとホルスに比べてかなりデカめに描かれている。
アニメにおいてエクシーズ素材を場に特殊召喚する効果を使う際は大剣をクロスさせ素材から元のモンスターを召喚していたが、通常攻撃は本体の口から放たれる破壊光線。いや剣使えよ。
マヘスはエリファスの使用する永続魔法「ランク・ドミネーション」でヒエラルキーの頂点に鎮座する形で描かれている。
2023年4月現在、トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』においてはカード化されていない。
NO12 エーテリック・マヘス / New Order 12: Etheric Maahes
自分のターンに1度、このカードのエクシーズ素材全てを自分フィールド上に特殊召喚できる。
このターンのエンドフェイズ時、 このカードの効果で特殊召喚したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果で特殊召喚したモンスターは破壊される。
エクシーズモンスターで今までありそうでなかった自身のエクシーズ素材となっているモンスターを全て自分の場に特殊召喚する効果を持つ。現在のOCGのルールではエクシーズモンスターはエクストラモンスターゾーンに置けるようになっているので最大でも5体の素材を召喚できる。(劇中でも途中アポピスが破壊されていなかったらアヌビスからホルスまでの4体のNOが召喚されていた)
特殊召喚された多数の眷属と共に総攻撃をかけるフィニッシャーの役割を担うモンスターと言える。
ただ、OCG化するにあたり最大の壁となるであろう要素が「マヘスの効果で特殊召喚されたモンスターは効果を使えるか否か」である。テキストにもその旨については書かれていないほか、劇中特殊召喚されたセベクとホルスはエクシーズ素材を持たない状態、つまる所高打点の通常モンスター同然だったので効果の発動の有無については描写されなかった。
仮にもし「効果は発動可能」という裁定だった場合、ランク10のホルスからランクアップして出すとしても容易く出せるレベル10には強力な効果を持ち合わせたモンスターが多く存在している為、活用と組み合わせ次第でゲームバランスがぶっ壊れてしまうのは目に見えている……のでもしOCG化するなら「自分のターンに1度、このカードのX素材全てを効果を無効にして自分フィールド上に特殊召喚できる。」といったエラッタが施されると予想される。
アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』119話においてエリファスがエーテリック・ホルスをランクアップさせエクシーズ召喚。
マヘスの効果によりマヘスのORUとなっていたセベクとホルスがエリファスのフィールドに特殊召喚され、さらに永続魔法「ランク・ドミネーション」(攻撃宣言時、ランクが低い方のモンスターの攻撃力は戦闘を行う側のランクの差分×1000下がる効果)を発動させセベク、ホルスと続いてホープレイ・ヴィクトリーに連続攻撃、3000あった遊馬のLPを100にまで追いやる。
トドメにマヘスで遊馬のLPを0にしようとしたが、虹クリボーを装備されたことで攻撃をキャンセルされる。
次のエリファスのターン、ランク12のマヘスがランクの限界と思われていたが……
有翼幻獣キマイラ…外見やデザインが少し似ている。