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NO13エーテリック・アメン

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にゅーおーだーずじゅうさんえーてりっくあめん

NO13 エーテリック・アメンとは、アニメ『遊☆戯☆王ZEXALⅡ』において登場したモンスターカードの一種である。

現れろ! NOランク13!

秩序を制する清浄なる志よ、さらなる高みを目指し世界をあるべき姿に!

刮目せよ! これぞ我らの意志、エーテリック・アメン!!

概要

NO(ニューオーダーズ)」に属する光属性・天使族のエクシーズ・効果モンスター。

アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』においてエリファスの切り札にして、劇中初となる前人未到のランク13のエクシーズモンスターとして君臨。

名の由来はエジプト神話における大気の守護神にして豊饒神であるアメン。太陽神ラーと習合した姿はアメン・ラーの名として知られている。

今までのNOシリーズにあった数珠状の背中のパーツが消え、如何にも機械でできた6枚翼の天使らしい見た目へと変化した。また、NOシリーズはエジプト神話テーマで一貫しているのもあり、全体的なフォルムはかのホルアクティを彷彿とさせる。(原典のエジプト神話でもホルアクティはラーと同一視されている)。

アニメでは後述する効果により自身のオーバーレイ・ユニットが増えると、下半身にあたる柱状のボディパーツが際限なく縦に伸び続けるというシュールな絵面を拝める。

攻撃方法は体にある6つのリングとアメン自身の手で作った輪1つ、合計7ヶ所からのビーム照射。劇中では守備表示の虹クリボーで防がれたが、その威力は凄まじく流れ弾で周りの柱はなぎ倒され、遊馬戦闘ダメージを受けていないにもかかわらず盛大に後ろに吹っ飛ばされた。

アメンはエリファスが使用する罠カード「ランク・ウォール」にシルエットの姿で描かれている。アメンの存在が明かされる前に出現したカードなのである意味盛大なネタバレになっている。

2023年4月現在、トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』においてはカード化されていない。

カードテキスト

NO13 エーテリック・アメン / New Order 13:Etheric Amon

エクシーズ効果モンスター

ランク13/光属性/天使族/攻5000/守4000

このカードは「RUM」と名のつく魔法カードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。

このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。

このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。

このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体のランクとこのカードのランクの差分だけ、相手のデッキのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。

相手フィールド上にモンスターエクシーズ1体が特殊召喚した時、そのモンスターのランクとこのカードのランクの差分だけ、相手のデッキのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。

解説

ランク13のエクシーズモンスターだけあり、対となる存在切りに引けを取らない超性能を誇る。

1つ目の効果は時械神に似た永続的な完全破壊耐性。ただしアーゼウスモグラのような「破壊を伴わない除去」には対応不可能。

2つ目は自身のエクシーズ素材の数分攻撃力がアップする効果。後述する効果によって更なる火力の増強が望めるが、いかんせん上昇値が低いのが玉にキズ。

そして最も恐るべきなのが3,4つ目の効果。アメンの特殊召喚に成功した時、もしくはアメンがいる状態で相手が新たにエクシーズモンスターを召喚した時、自身と相手エクシーズモンスターのランクの差分相手のデッキからカードを強奪し自身のエクシーズ素材に変えてしまうというもの。(前者の場合は相手フィールド上のエクシーズモンスターを1体選択する必要あり)

墓地や除外ゾーン送りなどではなく、エクシーズ素材化なのでデッキ破壊戦法の弱点でもある墓地肥やしのアドバンテージすら相手に与えない、真ゲスすら裸足で逃げ出すレベルの今までに類を見ない真のデッキ破壊を行える事、それがアメンの真骨頂である。

ただしこの効果は相手フィールド上にエクシーズモンスターがいないと発動できない点がネックとなる。ただそれを抜きにしても打点5000+αの完全破壊耐性持ちモンスターが自陣にいるというだけで大きなアドバンテージになるのはほぼ間違いない。

また、自陣にマヘスがおり相手陣にはエクシーズモンスターがいない状態の時、「エクシーズモンスター出したらアメンでデッキ破壊するぞ!」といった牽制にもなれる。

アニメでアメンが登場して早10年、OCG化が待ち望まれているがOCG化するにあたりいくつかの問題点を抱えている。

NOモンスターは光属性で統合されているので属性に関しては問題は無いが、ランクアップ前のマヘスの種族が獣族であるため、天使族のアメンと合致しておらずランクアップができない。

これはOCG化にあたり、アメンより下のNOモンスターの種族を天使族に一本化すれば解決できると思われる(アヌビスから最終的にアメンへと進化するアニメの再現もできる)。

  • 同じくOCG版アストラル・フォースでのランクアップ先が2つ上のランクに限定されている

アニメ版のアストラル・フォースは2つまで上のランクという条件だった為、12に1を足してランク13のアメンの召喚に成功したが、OCG版に順守するとマヘスからランクアップしようにもランクが14になってしまいアメンの召喚ができない。

これに関してはアメン側で何かしらのエラッタ(例…自陣にマヘスがいる状態でアストラル・フォースを除外し、マヘスの上に重ねて特殊召喚etc.)がされないと解消されないだろう。

アニメでの活躍

アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』121話にて、ランクの限界であるはずのランク12エーテリック・マヘスをランクアップさせたことで初登場。

マヘス、ホルス、セベクがORUにあるため召喚時点で5300の攻撃力を持っていたが、効果によりホープレイ・ヴィクトリーとのランクの差分遊馬のデッキからカードを8枚(13-5)奪取、自身のORUに加えた事で攻撃力は6100まで増強される。

エリファスの永続魔法「ランク・ドミネーション」(攻撃宣言時、ランクが低い方のモンスターの攻撃力は戦闘を行う側のランクの差分×1000下がる)によって攻撃力が0になったホープレイ・ヴィクトリーに対し攻撃宣言する。しかし遊馬は罠カード「パージ・レイ」を用いてホープレイ・ヴィクトリーをリリースするが、すかさずダイレクトアタックに切り替え遊馬への攻撃を続行するも遊馬の墓地から特殊召喚された守備表示の虹クリボーに防がれた。

その後「パージ・レイ」の効果により墓地から希望皇ホープが遊馬のフィールドに特殊召喚される。しかしエクシーズモンスターが相手フィールドに特殊召喚されたことで再び効果が発動、遊馬のデッキから9枚(13-4)のカードを奪い攻撃力は7000にまで増加する。

万事休すと思われた遊馬だったが、逆転の一手シャイニング・ドローにより「RDM-ヌメロン・フォール」を発動、ホープをランクダウンさせホープ・ルーツをエクシーズ召喚した。ここで三度効果発動、遊馬のデッキから12枚(13-1)奪い攻撃力は8200にまで増加、遊馬のデッキは正真正銘0枚になってしまった(この時点でエリファスのデュエルディスク上には遊馬のデッキそのもの(+アメン)が乗っかっていると思うと中々シュールである)。

ここでホープ・ルーツの効果が発動、ホープ・ルーツのORUを1つアメンに譲渡する(ORUは合計33個、攻撃力はさらに8300に上昇しこの時ちょっと困惑している様子のアメンがかわいい)ことで攻撃を無効にする代わりに攻撃力を戦闘を行う相手エクシーズモンスターとこのカードのランクの差分×100に相手フィールド上のORUの数を掛けた数値にする…すなわち39600(1200×33)にまで爆増する。

さらに一度ホープ・ルーツの攻撃が無効になっている事で「ダブルアップチャンス」の発動を可能にし、攻撃力は79200にまで大インフレ。(本当は「ランクドミネーション」の効果で12000下がり67200のはずだが勝敗には影響しないので劇中では省略された)

その超馬鹿火力に攻撃8300のアメンが敵うはずもなく、58900もの戦闘ダメージを食らいエリファスは敗北した。ちなみにこの時エリファスの残りLPは1200だったので超過ダメージは57700にも上り、遊戯王アニメでも過去に類を見ないオーバーキルとなった。(にもかかわらず負けたエリファスは仮面が割れた程度で済んでいる)

その後、遊馬&ナッシュVSドン・サウザンド戦にて攻撃力のインフレ具合はさらに加速し、攻撃力204000という遊戯王アニメにおいて攻撃力歴代最高値を更新(蛇神ゲーなどの攻撃力∞を除く)し、それを食らったドン・サウザンドは敗北する……が意外にもエリファスほどのオーバーキルは食らっていない。

102900(ドン・サウザンドのLP)+100000(ヌメロニアス・ヌメロニアの攻撃力)-204000(ホープの攻撃力)=-1100(超過ダメージ)

(参考程度にHA☆GAが「狂戦士の魂」によって食らった超過ダメージは8300杏子の制止が無ければ9800食らっていた)

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