概要
「NO(ニューオーダーズ)」に属する光属性・鳥獣族のエクシーズ・効果モンスター。
アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』においてエリファスがエーテリック・セベクをランクアップさせたことで登場。
名の由来はエジプト神話における天空の神ホルス。太陽神ラーと同一視されるホルアクティ(「地平線のホルス」の意)もホルスの形態の1つとされている。
背中の数珠は12個中10個点灯しており、大きな黄金の翼を持つハヤブサの鳥人といった見た目をしている。アニメにおいて通常攻撃は翼の宝玉から電撃レーザー、本体の口からは火炎放射を放つ。1ターン中に3回攻撃しているわけではない。ちなみに攻撃の直前には何故かファイティングポーズを取っていた。
ホルスはエリファスが使用する永続魔法「ランク・ドミネーション」のヒエラルキーの上から2番目にも描かれている。
2023年4月現在、トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』においてはカード化されていない。
カードテキスト
NO10 エーテリック・ホルス / New Order 10: Etheric Horus
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するカードの枚数と同じになるように相手フィールド上に存在するカードを破壊する。この時、破壊するカードは相手が選択する。
解説
エクシーズ素材を1つ取り除くことで相手フィールド上のカードを自分フィールド上のカードの枚数と同じになるまで破壊する強力な除去効果をもたらす。自陣にホルス1体しかいない場合には相手陣も1枚だけになる。
ただし破壊するカードは全て相手が選ぶので注意。それに使い所を誤ると相手に多大な墓地肥やしのアドバンテージを与え、逆にこっちが不利になってしまうことにもなりかねないのでOCG化された暁には使用するタイミングが肝心となる。
シンプルに打点もランクも高いので、永続魔法「ランク・ドミネーション」(攻撃宣言時、ランクが低い方のモンスターの攻撃力は戦闘を行う側のランクの差分×1000下がる効果)もOCGに実装されればそれとのコンボで相手モンスターをそのまま殴り倒す戦法も可能だろう。
アニメでの活躍
アニメ『遊戯王ZEXALⅡ』119話にてエリファスがエーテリック・セベクをランクアップさせエクシーズ召喚。
エリファスが発動させていた永続魔法「ランクアップ・アドバンテージ」(RUMを使ってエクシーズ召喚に成功すると1枚ドローする)により「RUM-アストラル・フォース」を引き、効果を発動するまでもなくエーテリック・マヘスへとランクアップされる。
これでホルスの出番は終わり…と思いきやマヘスの効果により、マヘスのORUとなっていたセベクと共にエリファスのフィールドに特殊召喚される。セベクに続いて遊馬のホープレイ・ヴィクトリーに攻撃を加え、遊馬のLPを100にまで追い詰めてしまった。
その後エンドフェイズにマヘスのORUへと還り、マヘスがエーテリック・アメンへとランクアップしたことによりアメンのORUの一部となった。
関連タグ
ホルスの黒炎竜…同じくホルスの名を冠する効果モンスター群。Lv4、Lv6、Lv8の3体が存在する。