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pacify

ぱしふぁい

pacify:(暴動や激昂する人)を鎮圧する、なだめるという意味の英語。小さな諍いから大きな騒乱に対してまで広義に使われる。
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本記事ではサバイバルホラーゲームの「pacify」について解説する。

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概要編集

超高難易度逃げゲーとしてホラゲー界隈や実況界隈では有名なEmily want to playシリーズを開発したShawn Hitchcockが作成した最大4人のCo-opプレイ用のサバイバルホラー


そのタイトルの通り、とある怪異を退治する組織が人智を越えた恐ろしい怪異を文字通り鎮圧…すなわち無力化するために怪異を攻略するゲームとなっている。

超常現象助手法人、略して「PAH Inc.」という組織に属している職員によって、各地の超常現象を調査し、その原因となる怪異を鎮圧するというのがおおまかなストーリー。


同社が販売した「Emily want to play」とは世界観を共有しており、人形のノーマルエンドにて「ピザ屋~」という発言がされている。とはいえ、怪異に対して完全に無力で逃げるしかなかったEmily~と違い、本作は逆に怪異に挑むアグレッシブなゲームとなっている。


ゲームシステム編集


最大4人で怪異に挑むco-opシステムを取っている。最初にハイエースを出てフィールドを徘徊する怪異の無力化…そして捕獲を目的としている。


挑む怪異の無力化方法はゲーム開始時点で全くのノーヒント(上司も基本「怪異を捕らえよ」以上の事を話さない)であり、「怪異を捕らえる」という目的以外の情報が欠片もない。そのため最初は必然的にフィールドの調査を行い、怪異によって惨劇に見舞われたフィールドに散らばったアイテムや何かができる設備やギミックを見つけていき、アイテムとギミックをどう使うか等もステージを探索して察し、怪異の無力化方法を見出さなくてはならない。

そんな状態のプレイヤーを怪異は待ってくれるわけがないので、序盤の右も左もわからない状況で怪異と遭遇すると何もできることなく無残な結末を迎えることになる。面子が固まった状態で見つかれば一網打尽にされ「あ、ありのまま、今起こった事を話すぜ!」と言いたくなるような怪異のおぞましさの片鱗を味わうことになる。

「Emily~」ほど激しくはないがそれでもそのスタッフの作品であるため、怪異に襲われると伝統の「爆音+怖い顔のドアップ+予備モーション無しの唐突な演出」という非常に心臓に悪いジャンプスケアをくらうので注意。



一応マルチプレイ限定救済措置がちゃんとあり、怪異に襲撃されてもそれまでに所持していたアイテムをその場に落としてしまうが移動だけは出来るいわゆるゴースト状態になる。ここで特定条件を満たすと戦線復帰できるようになり、またアイテムを拾って攻略を手伝えるようになり、同時にまた怪異に襲われるようになる。復活の機会は限定されるが回数に制限はない為、同じ人物が何度怪異に襲撃されても条件を満たせばその都度復活できる。全員やられたらゲームオーバー。

ソロプレイだと必然的に一人襲われたらその時点で全滅=ゲームオーバーなのでこの恩恵にはあやかれない。


襲われたら100%死ぬわけでなく、身代わりアイテムを所持している場合に限り、怪異が身代わりに気を取られて活動を停止するのでその間に一気に距離を取る、その場にとどまり攻略に寄与する等の判断が問われる。ちなみに本ゲーム、基本安置は存在しないので身代わりアイテムの配置の理解や調節は極めて重要になる。


「最大4人」のマルチプレイであるため、2人でもやれるし3人でもやれる。もちろん1人で出来なくはないが4人でもいっぱいいっぱいの作業を1人でやることになるため、息をつく暇がない緻密で過密なスケジュールをこなさないといけないという歯ごたえのある難易度となっている。ゲームに自信があるプレイヤーはソロで頑張ってみてもいいだろう。あるいは友達がいない人も・・・・

逆にルールを理解していない3人と既プレイ1人では3人が足を引っ張り結果として一人でやってるのと大差ない時もあったりもする。


尚、このゲームはマルチエンディングである。ある事をすれば本来とは違うエンディングを迎えることになるが・・・・・?



怪異編集


※一部攻略のヒントが記載されております。ネタバレが苦手な未プレイの方はご注意ください※


人形(エミリア)編集

pacify so cute beby

Pacify発売時に唯一対決できた怪異。ワンピースを着た貞子めいたロングヘア―で、口元に墨で大きな×を書いている少女。

館の主が養子に迎えた少女が人形に狂った異能の力を手にしており、最終的に屋敷の関係者全てを皆殺しにして幽霊屋敷と化した豪邸で激戦を繰り広げることになる。


最初は人畜無害でガニ股でテチテチと此方について来るように歩いてくる姿は愛くるしい。しかし、無害だとナメて数回叩く、一定時間の経過、特定条件を満たすと少女がとても出せないような怪物と婆の叫び声が混ざったような悲鳴を上げて急に謎のオーラを纏って浮遊。ものすごいスピードでプレイヤーに迫ってくるようになり、この状態の彼女に無策で触れると呪いの力を注入され人形にされる

また、捕まった際ものすごい形相で眼前で荒ぶる姿は非情に心臓に悪い。ゲームオーバーの際も顔がドアップになるのでやっぱりこわい

呪われたプレイヤーは人形くらいまでサイズダウンした状態になり、移動はできるがアイテムは何も持てなくなる。スピードは速くなるが視線がかなり下になる。人形を燃やした直後の焼却炉に訪れると元のサイズに戻る。


無力化する方法は「呪いの人形を燃やす」事。呪いの人形は一回解放された後は適時ステージを移動しており、ある地点でみかけた呪いの人形が全く別の場所で見つかるという事が多々発生する。移動している呪いの人形を確保し、地下室の焼却炉で全て燃やすことで無力化できるようになる。


プレイヤーに触れて人形化させる、呪いの人形ではない身代わりの人形を手にする事で一時的に襲撃モードは解除される。ただし、呪いの人形を燃やしている時にクールタイムに入っていた場合、その場で襲撃モードに移行するので、身代わりをあげて安心していたらいきなり目の前で襲撃モードに入り呪われるという事故も起きる。また、ゲームが進むごとにクールタイムは短くなり、最終的には身代わりを与えても間髪入れずこのモードになって超高速でプレイヤーを襲撃するようになる。




農場編集

アップデートにより新たに追加された怪異。顔に「人形」とは違う縦二本線の模様がはいったバーコードハゲ肥満体系のオッサンであり、目がイッている。

ある封印を解いた結果暴食に囚われてしまい、食えるものであれば毒が入ってようが生食になろうが人であろうが容赦なく口にするようになった農夫の食欲から逃げつつ無力化のカギを探すことになる。



今回はフライパンという「振って殴れる武器」が手に入るがこれで農夫を攻撃しても欠片ほどの効果はない。殺意を持った怪異に物理で挑んではいけない(戒め)


今作で農夫以外にチキンがあらゆる場所で放牧されている(というか脱走している)。犠牲者となった身内が無力化しようと「熊すら倒す農薬」を購入しており、その余りが納屋や小屋に残っているので、それらとチキンをキチンと駆使して仇を取ってあげよう。

尚今回農夫は「人形」と違ってリカバリー手段を保有しているので、ただ食わせるだけではいたちごっこになる。これを上手く封殺して農薬チキンだけをいかに上手に食わせるかが重要になる。



徘徊速度が遅いが「人形」のように攻撃のクールタイムが無く常時臨戦態勢。フィールドがだだっ広い上に怪異の視野も広いため発見されやすい。しかも標的を見つけるとものすごいスピードで襲い掛かってくる。

発見時の移動速度はあり得ない程速いので基本逃げ切れることは不可能。またクールタイムがないから固まっていると一人食ったらすぐもう一人を襲撃するため、集まってる時に見つかったらすぐ逃げないと一瞬で全員喰い尽くされる。

襲撃されるとむっしゃむっしゃされてしまうが死亡はせずおなかを押さえながらも移動だけは出来る状態になる。この状態で墓場近くの風車小屋に入ってあるアイテムを使うと復活ができる。



尚、翻訳のミスなのかボイスの新録をケチったのか本人ではなく中身のことを指してるのか、明らかにオッサンなのに上司の通信からは「彼女(she)」と言われている。

なぜ女なんだ


関連動画編集

ぱかチューブっ!における実況


ゆっくりむちゃたぬき氏による実況


関連タグ編集

ホラーゲーム  呪怨 マルチプレイ ゲーム実況

人形 呪い カニバリズム


やられたところに連れてきてくれたんですか…?


SCP 本作のプレイヤーたちがやってることはこれ(確保、収容、保護)に近い。

オミクジワルド:エミリアに口元がそっくり。








ブラック企業

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