[波動砲装備型フォース試験機]
フォース自身に波動砲の発射機能を取り付けた機体。
機体と連動してフォース内の波動砲システムを制御する機構を有する。
工作用機体を転用して造られた。R戦闘機の祖たる「R-3」に似ているが、単なる偶然である。
概要
『R-TYPE』シリーズに登場するR戦闘機の一種で、『R-TYPE FINAL』にて初登場。『R-TYPE FINAL2』の機体列伝によれば、モーニング・グローリーという機体名は宇宙開拓時代の開拓者達を称えるアサガオをテーマにした歌から取られているとのこと。
本機のベースとなった原型機にはマニピュレーターが破損した工作機が選ばれたが、これはその当時に選定できる機体が他になかったという苦しい事情ががあった。本機の開発が承認された後もフォース内蔵型波動砲システムの有用性への理解が得られなかったことなどもあり、やむなく既存の工作機を転用して開発が進められた。
ゲームではR-9A3からの派生機体として開発可能で、同機体が装備するスタンダード・フォース改に波動砲の発射機構を組み込んでいる。フォースからも波動砲が撃てることで変則的な戦法が取れるユニークな特性と工作用の機体を転用したという経緯から、数あるR戦闘機の中でも異彩を放つ機体であり、ドリルやサーチライトなどを備えたマニピュレーターは、ゲーム中でも常にせわしなく動かしている。
武装
フォース波動砲
本機が装備するスタンダード・フォース改に組み込まれた波動砲システムにより、スタンダード波動砲相当の波動砲を発射。フォース合体時はスタンダード波動砲と同等、分離時は2ループチャージしても各々が1ループ相当の威力に抑えられている。
『R-TYPE FINAL2』では波動砲を2ループさせても発射時のグラフィックが1ループ時と同じだったが、後のアップデートにより修正された。
スタンダード・フォース改
スタンダード・フォースの上位版で、主にのR-9A系列の機体が装備する。エネルギー効率を徹底的に見直すことでレーザーの変換率を約27%向上させることに成功している。
対空レーザー改
水平方向にDNAの二重螺旋構造を描くレーザーを放つ。
反射レーザー改
地形に当たると反射するレーザーを3方向に発射。地形に反射した際に飛沫が飛び散る。
対地レーザー改
上下方向に地形に沿って進むレーザーを発射。斜め後方に発射される点が対地レーザーとは異なる。
追尾ミサイル
ヒートシーキング(熱探知型)ミサイル。機体上下に発射される一対の空対空ミサイル。威力は低く発射間隔も長いが、敵を自動追尾する為、命中率が高い。
爆雷
自機の真下に投下する爆弾。敵に接近した際の連続投下性能が高い。
Rr2o-3 汎用工作機
シミュレーションゲーム『R-TYPE TACTICS』シリーズにはR-9AFと同じ外観を持つRr2o-3工作機が登場。非戦闘用の機体故にフォースや波動砲は搭載されておらず、武装は自衛用のバルカンのみだが、マップ内に点在する鉱石の採掘や運搬、基地の建設、損傷したユニットの修理・補給、更には敵施設の占領なども行える。ただし、移動力が低く他のユニットに随伴しながらの移動が困難で、敵ユニットからの優先順位がデコイよりも高く敵から狙われやすい点には注意しなければならない。
資源の採掘量や積載量を増やした上位機種としてRr2o3-2工作機2号機も開発可能だが、コンテナを搭載したことでユニットが2HEX分に大型化しており、艦船への搭載が不可能となってしまった。
関連タグ
R-TYPE R-TYPE FINAL R-TYPE FINAL2