作曲・編曲:松本孝弘 / 作詞・編曲:稲葉浩志 / 編曲:寺地秀行
概要
前作『有頂天』から約5か月ぶりのシングル。本作はカップリング曲は収録されず、『Real Thing Shakes』以来19年ぶりの1曲収録のシングルとなっている。
CDについて
「通常盤」(CDのみ)、「初回限定盤」「CD+DVD」、「赤盤」「CD+オリジナルリストバンド」の3種類。
楽曲について
楽曲のテーマは「アメリカから帰ってきたサムライ」
2015年に広島東洋カープに復帰した黒田博樹投手がマツダスタジアムでの登場曲のために書き下ろされた楽曲。B'zは過去に「ultra soul」(世界水泳)など、スポーツ大会に楽曲提供しているが、特定の個人アスリートに向けた楽曲を制作したのは今回が初。
同年2月にロサンゼルスで黒田と松本が交流した際に黒田から登場曲制作のオファーがあり、メンバーはそれを快諾。オファーから初登板予定までは1か月程度しかなく『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』ツアーのリハーサルとも重なってるスケジュール下で本作を完成させた。
楽曲について松本は、「黒田投手自身、延いてはファンの皆様の士気の上がる楽曲を提供しなければという想いがありました」と語っており、カントリーミュージックの代名詞的楽器・バンジョーのリフから始まるアレンジになっている。
歌詞について稲葉は「どんな試合でも粘り強く寡黙に投げるという黒田投手のイメージのもと、その裏での他人には見せない葛藤なども想像しながら作詞したとのこと。また黒田投手のテーマソングとしてだけではなく、それを歌う自分や聞き手も自身を投影できるような楽曲になった」と語っている。
歌詞のサビは、「(R)楽はしない (E)偉ぶらない (D)誰のせいにもしない」をはじめとして、「(R)礼を尽くし (E)栄華を捨て (D)泥まみれにもなろう」など、いずれも「R」「E」「D」を用いた折句になっている。
ライブ演奏
『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』のホール・アリーナ公演では広島公演から終演後の退場曲(EDSE)として流されており、ドーム・スタジアム公演からセットリストに追加。オープニングナンバーとして演奏。
ライブではイントロのバンジョー部分とコーラスの部分が延長されており「wow wow wow wow」の部分では観客とコーレスを行う。