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概要編集

ニコニコ動画における東方Project二次創作動画、『【ボイスドラマ】霊夢と魔理沙のチョコレート★ハート』にて博麗霊夢役を演じたネット声優、「るりま」のこと。


生年月日が明らか且有名なクッキー☆声優としては目立って年長の1984年生まれ。ネットでの活動履歴は2001年にさかのぼり、音声を出しての活動は2006年から行っている。

クッキー☆関連で名前を知られるようになるまでは同人ゲームや(東方以外の)同人ボイスドラマへの出演、ニコニコ動画での歌ってみたや声当て動画などの活動を行っており、出演作も多い。


個性的な訛り(アクセント)と艶のある可愛らしい声質で人気を博した。この訛りについては、本人が北海道から関西、四国、九州まで各地を転々としていたことにより、いろいろな地域の方言が入り混じってしまったのではないかと分析している。


刀剣乱舞』のへし切長谷部(刀剣乱舞)が特にお気に入りらしく、以前はよくTwitter(現在は非公開)でプレイの様子を投稿していた。

自身のwebラジオなどでは、医療関係の仕事が本業であることを明かしている。


なお、詳しくは後述するが本人は「RRM姉貴」という呼ばれ方は好んでいないことを表明しており「るりまさん」と呼ばれることが多くなっている。

2023年現在は声優活動から事実上引退している。


確認されている出演作編集

チョコレート★ハートの博麗霊夢編集

本編ではピンクのエプロンを装着して登場。クッキー☆の前日譚と取れる内容で、霧雨魔理沙に好意を寄せているものの、想いを伝えられずにいる。クッキー☆本編で言及されていた「この前貰ったバレンタインの…」チョコレートを制作し、意を決して魔理沙に渡そうとする。しかし、アリス・マーガトロイドに先を越されてしまい、失意にどん底に叩き落されてしまう。

悔しさのあまり、自ら作ったチョコレートを叩き割る。その際の迫真演技が印象的。

「こんなもの・・・!こんな!手作りチョコなんて!!こんな・・・う・・ううう・・・」

「壊れちゃった…私の気持ち…」


ちなみに、本編冒頭に登場する神社外観のイラストにはバス停の標識が描かれている。これは「クッキー☆」の博麗神社の建物が、その見た目から「バス停」と呼ばれていることを踏まえたものと思われる。


るりまでオ○ろう編集

以前より多くの活動に励んでおり、有料のアダルトボイスも販売されていた。

その中でもアダルト系ボイスドラマを制作している「サークルポロン」に提供した「淫語だけだよ♪」シリーズや「淫語ロイド」が話題となり、霊夢としてだけではなく本人が演じた別作品もネタにされるようになった。


クッキー☆が話題になってから阿刀田阿子の企画によって制作された『【クッソー☆】霊夢と魔理沙のチョコ咀嚼☆口移しチャレンジ』では、博麗霊夢ではなく実質的に「るりま」役として出演。

過去の迫真演技やアダルトボイスが公式にネタにされ、本作における「ピンクエプロンの霊夢」はRRM姉貴のアバターとして定着した。


「あんなボイスドラマ・・・!参加しなければよかった!!・・・う・・ううう・・・」

「るりまサラダおろし! 今ならるりまでオ○ろうがついて、お値段1919円でのご提供です!」

「こんなもの・・・!こんな!サラダおろしなんて!!こんな・・・う・・ううう・・・」


なお、るりま本人は演じた声が「おもちゃにしかされないのは正直辛い」と発言しており、やや一人歩きした感のある「RRM姉貴」と同一視されるのは避けたいらしい。


お覚悟を。編集

後のツイッターでネタキャラとしての「るりま」を演じるつもりはないことを明言し、アダルトボイスの販売も停止された。

クッキー☆界隈とは明確に拒絶の姿勢を見せ、血縁者でもないのに「姉貴」呼ばわりする相手と関わるつもりはないとの事。

「私は貴殿方の「姉貴」ではありませんと言いましたが、だからと言って呼び捨てにして、タメ口で話しかける様な方は遠慮無くブロックさせて頂きますので、お覚悟を。」

この発言を受けて、以降は姉貴呼ばわりが控えられて「るりまさん」と呼ばれたり、ネタキャラ扱いした際には「お覚悟を。」と返すのが定番化することになった。


また自身が所属するサークルに対して

  • 18禁の台詞の禁止
  • 「こんなもの」、「にんじんしりしり」などの台詞の禁止
  • クッキー☆に関係する台詞の禁止

を条件として課していたことを明かしており、自身が過去に演じた作品がネタにされることには忌避感を抱いていたことがうかがえる。

さらに2018年ごろにはクッキー☆とは別件で東方ボイスドラマへの出演を断っていることも言及している。


何これ、何なの、何で。編集

上記の経緯から「るりまさん」というキャラをネタにしながらも「るりま」本人に直接迷惑をかけてはいけないという暗黙の了解が成り立っていた。

(クッキー☆界隈そのものが風評被害を前提としている事を踏まえると勝手な理屈ではある)

そんな中、ツイッターで捨てアカウントを使って無礼な質問を投げかける輩が現れる。


るりまさんこんばんは。クッキー関係でネタにされることを嫌がっていたるりまさんがこちらのクッキー☆企画に音声を提供されたのは何故でしょう?お金さえ貰えれば何でもするんですか?


「え、何ですか、これは。」


そこにリンクされていたのは有志によるクッキー☆カードゲームの製作報告。

そして「ココナラでるりまさんに2500円を支払い、有償で声を当ててもらいました」という信じがたい一文であった。


「知らない。私、カードゲームとだけしか話を聞いていないです。何これ、何なの、何で。」


つまり本人は、拒否している「クッキー☆関連の仕事」だと依頼主に知らされずに仕事を受け、さらに依頼主は「るりまさんが声を当てている」ことを売りにして情報を公開したということである。

流石にやりすぎだという非難、今更常識ぶるなという反論、反応がエロいと興奮する変態など、さまざまな反応が飛び交った。

その後、製作者がるりまさんに謝罪。るりまさんは報酬の返金を望んだがアカウント削除のため出来なかったことが告げられた。

事態は一応の収束を迎えたものの、クッキー☆界隈の倫理感の無さを改めて露呈することになった。


この、るりま、とは本当に貴方なのですか?編集

2018年1月10日、ツイッターにて「私の実体験話」と称してRRMの18禁イラストを警察に持ち込んでいたことを語った。

https://archive.fo/wvN77

https://archive.fo/TK5rJ


「この、るりま、とは本当に貴方なのですか?」私がどれだけ泣いて必死に訴えても、鼻で笑われただけでした。


警察から関連性を疑われるような対応をされていることを踏まえると、少なくとも肖像権の侵害に当たる内容ではなかったのは確かである。

鼻で笑われただけと悲劇のように語っているが、るりまさんを示唆するイラストは東方Projectのキャラクター、博麗霊夢をモデルに描かれたものばかりであり、るりまさん本人の顔を参考に描かれたものではない(※)ため当たり前と言えば当たり前である。

ネット上の「るりま」という名前に対する誹謗中傷に対してのみ警察に相談していたら、また結末は変わっていたかもしれない。


(※)そもそも氏はクッキー☆界隈の中では数少ない、「顔が割れていない」声優の一人である。


成人向けのご依頼を受け付ける条件について。編集

その後、条件付きで成人向けの依頼を受ける意向があることをブログで語っていたが、条件はかなり厳しい。

もし本気で依頼する意思があるのなら一度目を通しておくと良いだろう。→外部リンク ※現在は削除済み


DMCA虚偽通告の被害、そして引退へ編集

2018年7月上旬、クッキー☆出演者達を標的にしたDMCA虚偽通告による嫌がらせが多数行われ、twitterアカウントが凍結の危機に陥り、7月21日に活動休止を宣言した。

また、この少し前にtwitterにて殺害予告を受けたことを明かしており、この影響もあると見られる。


ネット声優は、MAD素材ではありませんし、客寄せのピエロではありません。

それを私の活動休止で、どうかご理解頂きたいです。ネット声優も人間です。おもちゃではありません。それを、どうか忘れないで欲しいです。


彼女の引退は界隈で話題となり、翌22日のニコニコ大百科「日刊!急上昇ワードランキング」にて「RRM姉貴」および「るりま」がそれぞれ3位と6位にランクイン。ちなみに先述のカードゲーム事件の際もランク入りを果たしている。


DMCA虚偽通告の被害者は彼女一人だけではないが、その中でもクッキー☆厨による被害が明確であり、最後まで拒絶の姿勢を貫き通したことから大きな波紋を呼び、クッキー☆界隈で潜在的に燻っていたクッキー☆声優の取り扱いについての対立が表面化、多数の絵師や動画制作者が引退する騒動に繋がった。


twitterアカウントは引退宣言後も数日間は残存していたものの、7月末に削除された。こうして十数年に及ぶ活動の足跡を残してきた「るりま」氏は、ネットの海から完全に姿を消したのだった。


…はずだったのだが、2021年ごろまでは別名義と思わしきネット声優や「るりま」名義での活動も確認されていた。

妹とされる人物によれば、2022年ごろに心身の調子を崩して入院していたことが示唆されており、現在は完全に活動を休止している。



関連項目編集

糞RIM一家 風評被害 「真夏の夜の淫夢」による風評被害一覧

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