概要
CV:井上喜久子
Salemとは、『RWBY』のキャラクター。
黒い血管のような文様が走った真っ白な肌に同じく真っ白の髪、黒い強膜に赤く輝く虹彩、そして額には黒い宝石のような装飾を持ち、一見して常人とは一線を画した存在であることを窺わせる。
また身につけている黒いコートの背中には、赤い目のような文様が描かれている。
レイヴン・ブランウェンが彼女こそ「グリムの主人」であると語る通り、グリムを意のままに使役することができる。
また人心掌握術にも優れ、時には母親のように優しく接し、時には冷たく突き放し、相手によって態度を変えて接することで、相手を効率的に動かすことに長けている。
オズピン教授に対する深い憎しみを持ち、彼と敵対していることを仄めかしてる。
Vol.4ではオズピンがシンダーの手により死亡したという報を聞くも完全には信じておらず、オズピンが所有していたと思しき『レリック(Relics)』の行方を探している。
黒い結晶と赤紫の瘴気のような煙が漂う不毛の大地に居を構えている。
彼方に月が見えることからレムナントのどこかであると思われるが、彼女がどこに居るのかは闇に包まれている。
彼女の声優のJen Taylor氏(日本語吹替え版は井上喜久子氏)はVol.1冒頭やVol.3最終回のナレーションも務めており、これらのナレーションがセイラムの口から語られたものであったことを示唆している。
Salemはヘブライ語で「完全」や「平和」を意味する「シャローム(shalom)」が由来である。
またアメリカ・マサチューセッツ州には魔女裁判で有名な同名の都市セイラム(Salem)が存在する。
余談だが、都市のセイラムはクトゥルフ神話作品群に登場する都市アーカム(Arkham)のモデルとなった都市である。