Tentacle&Witches

てんたくるあんどうぃっちーず

Tentacle&Witchesとは、LiLiTHのLilithMistレーベルより発売されたアダルトゲームシリーズである。正式な表記は『and』だが、当記事のタイトルはpixiv内でのタグ使用率が高い『&』表記に従う。

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目次 [非表示]

1 概要

2 あらすじ

3 プレイ趣向

4 登場人物

5 シリーズ一覧

5.1 原作ゲーム

5.2 OVA

5.3 書籍

6 関連タグ

「丘の上のお屋敷には魔女が住んでいた」

おばあちゃんがよく俺に話してくれていた御話。

昔はどの街にも必ず一人魔女が住んでいて、何か困ったときには、魔法で助けてくれたとか。

でも、中には悪い魔女がいて、若い男や女の精気を吸い、邪な魔法で悪魔を呼び出すんだとか。

俺は魔女の御話が大好きだった。

概要

『Tentacle&Witches』は、2009年にLiLITHから発売されたアダルトゲーム、もしくはゲームを原作としたOVA、書籍のメディアミックス群を指す。ジャンルは「触手から始まる学園ラブ堕とすアドベンチャー」。

企画・原作は『対魔忍アサギ』などを手掛けた笹山逸刀斎氏。原画・キャラクターデザインは漫画家・イラストレーターの葵渚氏が担当。ちなみに本作が葵渚氏のLiLiTH初参加作品となっており、氏は以降もLiLiTH作品にて水城ゆきかぜや鬼崎きららなどの人気キャラクターを多く手掛けていくことになる。

また、本作はGetchu.comが行った2009年度のユーザーランキングのロープライス部門にて10位にランクインした。

現代日本の地方都市が舞台のひと夏の物語であり、学園ラブコメを語っているだけあって、日常パートはどこか懐かしさを感じさせる透き通るような空気感で綴られるのが特徴。

ヒロインの一人であるリリーはユーザーの間でもコアな人気を博しており、彼女をメインヒロインに据えた外伝作品も作られている。

あらすじ

主人公・橘壱郎は、クラスの担任である森乃由子が丘の上の館に住む魔女であることを知っており、彼女が毎夜行う儀式を覗き見ることを密かな楽しみとしていた。ある晩、いつものように由子の儀式を眺めていると、同級生である双葉・リリー・ラムセスと鉢合わせる。リリーは由子へ弟子入りを希望する魔女見習いだったのだ。

リリーは壱郎が自分と同じように由子への弟子入りを狙っていると一方的に決めつけると、懐から古びた御札を取り出し詠唱を始める。

「何だかわからんが、凄く嫌な予感がする！」

リリーが詠唱を終えると同時に御札が青い光を発し、壱郎はその光に飲み込まれる様にして意識を失った。

こうしてエロゲ史上かなり不幸(?)な主人公の波乱の触手人生が始まった……！