プロフィール
CV:青葉りんご(原作、LILITH-IZM、決戦アリーナ、対魔忍RPG)/青空ラムネ(OVA)
東坂北野学園の二年生。主人公・橘壱郎の同級生で学級委員長をしている。
エジプトからの帰国子女で二年の一学期の頭から東坂北野学園に通っている。エジプト人の祖母を持つクォーター。
実は有能な魔女の卵で「大洋の魔女」である森乃由子に弟子入りするために来た。主人公を弟子争いの競争相手と勝手にみなしてライバル視している。
エジプトの高貴な氏族の家系らしく、人を公然と平民扱いするお嬢様気質。
クォーターのためか、端正な顔立ちに日本人離れしたモデルのようなスタイル、黙っていれば売れ筋のフィギュアのような美少女。
貧乳。
概要
『Tentacle and Witches』のメインヒロインの一人。主人公に対してツンツンした態度の金髪ツインテール(厳密にはツーサイドアップ)という王道かつ直球のツンデレヒロイン。
胸は真っ平だが下半身の肉付きは良く、イベントCGでも下半身を強調した構図が多く見られ、彼女のデカ尻や美脚を堪能できる。また、エジプト系美少女らしい健康的な褐色肌をしており、イベントCGで触手粘液に塗れて照り輝く彼女の褐色肌も本作の見所の一つである。
魔女としての礼装は純白に金の差し色が入った、ホルターネック式でかなり際どいハイレグ状のぴっちりスーツ。しかも前面が半透明のシースルー素材になっており背面はほぼ全裸という攻めっぷりで、主人公からも「エロい方の魔法少女」と言われてしまうが、直後に正装であることを説明して突っぱねている。(実際にT&W世界の魔女の礼装は大体こんな感じである)
キャラクターデザインは後に『対魔忍ユキカゼ』も手掛けることになる葵渚氏。「小柄でスレンダーな褐色ツーサードアップ美少女」という点では同氏が後に手掛けた水城ゆきかぜの走りを感じさせる。氏曰く「褐色と!無乳と!デカ尻と!ツンデレと!魔法少女を組み合わせたまったく新しいヒロインである!」とのこと。
帰国子女のクォーター美少女という話題性もさることながら、文武両道の才女として男女問わず同級生たちから高い人気を誇るアイドル的存在。高飛車な性格だが傲慢で高圧的というわけではなく、壱郎以外の同級生への人当たりは基本的に穏やか。ただし、彼女が所属しているオカルト研究会の部員たちは彼女に振り回されているようで、我が強くワガママな面もあるらしい。
エジプトで魔女見習いとして修業していたが、「大洋の魔女」の弟子の座を狙う他の魔女たちを(ほぼ闇討ちや盤外戦術に近い形で)蹴落とし、日本へとやってきた。
先述のように部活ではオカルト研究会に所属しており、怪奇スポットの探検や怪しげなガラクタの収集を行っている。
転入当初から壱郎に対して目の敵と言わんばかりの強い敵意を持っており、高圧的な態度を取りながら平民呼ばわりしていた。しかしこれは壱郎が由子の儀式をこっそり眺めるために足繁く「魔女屋敷」に足を運んでいたことで、彼を同じ弟子入り希望者だと誤解していたことが理由。
物語序盤にて上記の誤解から壱郎を弟子入り争いから蹴落とすべく、怪しい露天商から手に入れた御札を使って彼を自身の眷属にして服従させようとするが、御札の正体が人間を魔物化させる呪具だったことで壱郎は触手の怪物となってしまう。
誤解が解けてからも相変わらず壱郎への当たりはきついが、自らの軽率な行動で彼を人ならざる体にしてしまったことに責任感を感じているらしく、以前よりはいくらか穏やかなものとなった。
実は壱郎が魔物化した際に彼のフェロモンに中てられてしまっており、壱郎に対して常時発情する体になってしまったことを告げ、自分が壱郎を触手の怪物に変えてしまったことへのけじめとして自分とまぐわって魔力を補給するよう迫り、処女を捧げる。
以降はフェロモンや責任感とも違う純粋な淡い恋愛感情を壱郎に対して抱くようになり、壱郎本人もリリーを意識し始めることとなる。
彼女を攻略対象に選んだルートでは最終的に両想いとなり結ばれるが、ツンデレと鉄拳制裁は健在。後日談を描いた『LILITH-IZM』では相思相愛になったことでよりエスカレートした壱郎の変態っぷりに時に憤慨し、時に呆れながらも甘々ラブラブな日々を過ごしている。
『決戦アリーナ』の世界に飛ばされて来た時点では壱郎との間に子供を欲しがっており、恋人以上夫婦未満と呼べる関係まで進展しているらしいことが描写された。この時、今まで何度も壱郎に種付けされているにもかかわらず一向に妊娠しないことへの不満を漏らすという、ある種のメタ発言とも言える台詞を発している。
また、序盤での行動やそれを由子に諫められていることからLiLiTHヒロインお馴染みのポンコツ属性の持ち主だと思われがちだが、魔女としての実力は高く、魔法使いたちの争いに巻き込まれていく壱郎の窮地を幾度も救っている。
対魔忍RPG
決戦アリーナに続いて参戦。葵渚氏の画力の進歩により原作以上に肉感が強調されている上に、印象的なハイレグ衣装の角度が心なしか更に際どくなっている。
2023年1月16日より恒常プレミアムガチャに追加。同時に彼女の紹介も兼ねたストーリーイベント「双葉・リリー・ラムセス」とピックアップガチャが同月31日まで開催された。
前作ではT&Wの世界から対魔忍の世界へ飛ばされて来たという設定だったが、今作ではT&Wのパラレルとして対魔忍RPGの世界線に組み込まれており、設定が以下のように変更されている。
- 五行学園・魔術科の生徒という設定に変更されている。
- 原作同様に森乃由子を追って来日したところまでは同じだが、舞台が変わったことで人間関係にも若干の変更が見られ、上述のイベント内シナリオでは学友である鞍橋ほくとと意気投合しコンビを組んでいる。
- 壱郎に使った呪具が御札ではなく魔導書に変更されている。
ストーリーイベント「双葉・リリー・ラムセス」では、触手の怪物になってしまった壱郎を人間に戻すべく、校長である吉備乃三鬼から「大魔女リューリ」の情報と、彼女と接触して壱郎の解呪のために知恵を借りるよう課題を与えられ、ヨミハラを訪れる。尚、ヨミハラのゴロツキたちからも魔女の礼装について色々とツッコミを入れられており、原作ファンにとって懐かしいやり取りも見られた。
クローンアサギとナーサラら探偵事務所メンバーの協力もあり、無事リューリとの接触に成功するが、かなり古い魔術であるため彼女の手にも負えないと告げられる。
また、原作と同様に壱郎を巡る騒動の裏に何者かの思惑が存在している(しかも「そもそもの話として壱郎を狙ったものである」という疑惑)ことがリューリによって推測されている。
余談
生みの親である葵渚氏は彼女のことを大変気に入っており、「『みんなの嫁』になれるように自キャラを『俺の嫁』と言わない」という個人的な自誓に反して、ついつい「俺の嫁」と言ってしまうほど。2017年にフィギュア化が決まった時には歓喜に打ち震えていた。
また葵渚氏は公式媒体および自らが手掛けるファンアートにおいて壱郎以外の男との絡みおよびNTRはNGであることを掲げており(達郎ェ…)、決戦アリーナと対魔忍RPGに参戦した時もイベントCGは壱郎との和姦のみという原作を尊重した内容となっていた。
関連イラスト
関連タグ
Lilith Tentacle&Witches 決戦アリーナ
水城ゆきかぜ:製作会社とキャラクターデザインが同じであり、肌色や髪型や体型など共通点が多く見られるキャラクター。ただし、リリーが純愛ゲーのヒロインであるのに対して、こちらはNTRメインの作品のヒロインである(最近は音声作品や対魔忍RPG等の派生作品にて主人公との純愛展開も増えたが)。ちなみにゆきかぜはリリーとは逆に原作の恋人秋山達郎とのHはNGであることが掲げられている。
小早川サラ:キャラクターデザインが同じ別会社の作品の登場人物。こちらも褐色・無乳・巨尻・魔法少女と共通点が多い。