概要
2017年公開のアメリカ映画(ヒューマンドラマ)。ギフテッドとは先天的に平均よりも高い能力を持っている人またはその能力の事で、作中では〝特別な才能〟を支援する(実在する)制度と共にミレニアム懸賞問題が登場する。
あらすじ
物語は天才数学者だった亡き姉・ダイアンの一人娘・メアリー(7歳)と姉の遺志を継いだメアリーの叔父・フランク、隻眼の猫・フレッドが質素ながらご近所さんで友人の中年女性・ロバータと共に普遍な暮らしをしていた。ある時、小学校の女性教師がメアリーに数学の特別な才能があることに気づく。これが後にメアリーの祖母(姉・ダイアンと弟・フランクの疎遠だった母)であり厳格な女性・イヴリンが現れる事になる。
それは難問な定理と対峙する始まりでもあり、不偏だった生活が変わる時でもあった…。
参考
🎥ギフテッド教育、天才児にとっての現実を忠実に描いた/映画『gifted/ギフテッド』特別映像 - YouTube
評価
本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには157件のレビューがあり、批評家支持率は73%、平均点は10点満点で6.4点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『gifted/ギフテッド』はその小さな主人公ほど輝いているわけではない。しかし、魅力あるキャスト陣は展開が予想できる設定から、感動的なドラマを何とか作り出せている。」となっている。また、Metacriticには33件のレビューがあり、加重平均値は60/100となっている。なお、本作のシネマスコアはAとなっている。