CV:津村まこと
概要
『コレクター・ユイ』第2期のキーパーソン。一見すると常にくまのぬいぐるみのクマちゃんを抱きかかえた少女だが、バグルス事件が起こる前に必ず目撃されている。
その正体は篠崎愛の父親であり、犬養博士と共にコムネットの開発に着手していた責任者の1人である篠崎晋太郎が、愛娘の愛のために開発した少女型のメールソフト。愛の母親である篠崎あずさが自作した絵本の主人公をモデルにしている。
ちなみに少女型とは言え10年前から存在している為、コレクターズのソフトたちよりも年上。
晋太郎から託された娘へのメールを届ける途中、バグルス事件の黒幕である黒川良に拉致され、彼の開発しているコンピューターウイルスに曝露されているうち、知らぬ間に自身が新型のコンピューターウイルス=バグルスと化してしまう。
その後、黒川の陰謀を察知したあずさの手引きにより、何とか黒川の元から脱出する事には成功したものの、その時にはメールの届け先の記憶をほとんど失ってしまっていた。
唯一覚えている「ひまわり」を探してネット中をさ迷い歩くうち、自身の涙に含まれているバグルスを知らず知らずのうちにコムネット中にばら撒く感染源となってしまう。
終盤ではバグルス一味に再度誘拐され、その際にクマのぬいぐるみを手放してしまい、それがコレクター一行との最終決戦のきっかけになった。
最終的にはフリーズ、ジャギー、執事、クマちゃんに救助された上に黒川の消滅後、コレクター・アイによってイニシャライズされた事で、体内のバグルスが浄化され元へと戻り、無事に「ひまわり畑の裏に住んでいる女の子」=愛にメールを届ける事が出来た。
なお、バグルス事件の終結後は、コレクターズの仲間の一員としてチャットルームに身を寄せている模様。