JohnDoeGame
海外のScopophobia Studios™ (スコポフォビアスタジオ)のFox氏が手がける、インディーズのビジュアルノベルゲーム。ジャンルは恋愛ホラーゲーム。
ある日バス通勤をしていた主人公(プレイヤー。デフォルトは「YOU」。見た目や性別などは想像にお任せ)の前に、奇妙な男がこちらを見ていた事からゲームが始まる。JohnDoeに好かれてしまい、ストーカーされる。
主人公の選択によって、7つのエンディングに分かれる。
仕様
基本的にプレイヤー視点で、「はい」か「いいえ」を選んで進んでいく。選択によってエンディングが変わる。
追加版での変化
追加版「JohnDoeGame+」では絵柄が変更され、エンディングも3つ追加されている。追加版は無印版より人間らしい表情、反応が見られる。
JohnDoe(ジョン・ドゥ)
主人公(YOU)のストーカーであり、同じバスに乗ったりガソリンスタンドで働いているところに話しかけに行ったりする。
説明不要、極度のメンヘラである。ネタバレになってしまうが、エンディングによっては殺しにかかってくる。
しかし主人公好みなイケメンになって現れたりするなど意外と可愛いところがある。
このゲームの作者が作った別のゲーム、Househuntedでわかるのだが、主人公が引っ越してきてすぐに一目惚れしている。
作者のTwitterによると、本当は人外であり、真の姿は単眼毛玉である。人間の姿の時は頭にみっちりと詰まっているそうだ。
しかしなぜか運転が上手い。しかも免許持ちだそうだ。
見た目
人間の姿(フェイクボディ)
- 体重112ポンド(50.802 キログラム)
- 身長5フィート8インチ(172.72センチ)
ところどころはねた黒髪を持っていて、大きな目があるが瞳孔はとても小さく、たまにハートになる(興奮すると瞳孔が大きくなる)。歯が黄色いのは汚いからではなく元々。黒いTシャツを着ており、Tシャツに印刷されている赤いプリントはジョン・ドゥの精神状態によって変化する。また、黒いジャケットを身につけている。
腕にたくさん切り傷があるが、自殺願望があるわけではなく主人公の事を考えながら切ると気持ちいいから切っている。
真の姿
- 体重25ポンド(11.34 キログラム)
- 身長2フィート(60.96 センチメートル)
その正体は黒い一つ目の毛玉。
脳や胃などの主要な臓器は眼球にあり、髪も直接そこから生えている。髪は自由自在に動かせる。しかし喋れないので(キーキーと鳴き声は出せるが)非常事態には髪で文字を作って表す。骨や歯や無機物を食べることによってフェイクボディをつくっているが、人間の姿に擬態した状態は完全に人間を模倣しきれていないため一部パーツの欠損がある。
フェイクボディでは常に笑顔で不気味だが、エンディングによっては追い詰められた表情、バツが悪い表情、照れ顔、YOUにメロメロな表情が見られる。制作者のTwitterの投稿ではもっと表情が豊かで、色々な設定も見られるのでぜひチェックしていただきたい。