曖昧さ回避
概要
TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として制作された。ドラマテーマのひとつが「不条理な死」で、曲自体も当初は「memento」(形見などの意、memento moriと言えば「死を思え」という意味になる)というタイトルが予定されていた。死別や永い別れのイメージが濃厚に漂う歌詞と、さわやかながら物悲しいメロディーをもつ一曲である。
作詞にあたり、高村光太郎の「レモン哀歌」(より正確に言えばそれを題材にした茨木のり子の詩)の影響を受けたとラジオ番組で発言している。
制作途中に母方の祖父が亡くなったこともあり、その出来事も制作する上でかなり影響を受けたとのこと。
米津自身としては(顔出し交渉で調整が難航したものの)初の紅白歌合戦出演を決めた楽曲となり、YouTube上のMV再生回数は日本人初の7億回越えを記録している。
曲中で聞こえる「ウェッ」は人の声のサンプリングで、米津曰く「なくてはならない音」とのこと。
音ゲーでは太鼓の達人(AC版)とチュウニズムで過去収録されていたが現在は削除されており、家庭用ではグルーヴコースター(Switch版)でのみ初期曲として収録されている。なおチュウニズムでは全難易度AJで称号「ウェッ」を入手できた他、グルコスでは「ウェッ」の部分がAD-LIBに設定されていたりする。
pixiv上での扱い
そして、そのイメージから様々なカップリング、特に死別や悲しい別れを迎えたものについてこの曲をモチーフとした絵が当pixivなどで投稿された。
関連タグ
デカレモン兄ちゃん:この楽曲と米津の身長により名付けられた米津の愛称。