概要
作者は本編コミカライズ版と同じハノカゲ。
コミカライズ版と異なり、本作の魔法少女はアニメ版準拠のデザイン。
上巻カバー裏にて、巴マミと佐倉杏子が主人公であるとしている。
『魔法少女まどか☆マギカ』本編のスピンオフ作品であり、ドラマCD『フェアウェル・ストーリー』の脚本を元にしている。
上巻のラストシーン以降が異なるため、展開が同じであるもののフェアウェル・ストーリーとは異なる時間軸である。
上巻では、フェアウェル・ストーリーと同じく佐倉杏子が巴マミと師弟関係を結んでいた頃の物語が描かれる。
中巻は、マミと杏子が袂を分かった後の物語。巴マミと美樹さやかの関係を中心とした魔法少女たちの人間模様が描かれる。
下巻は、さやかが魔女になった後の物語。巴マミと佐倉杏子の関係が中心となる。
登場人物
主要キャラクター
本作の主人公。
本作ではアニメでは明らかにされなかった新米時代のエピソードや学校での友人が登場。
また交通事故で一人生き残ってしまった葛藤とそれ故に人を助けることに拘った経移、
そしてさやかと杏子への想いの強さが描かれている。
本作のもう一人の主人公でマミさんの元後輩。
本作ではアニメで明らかにされなかったドラマCD後のマミさんへの想いの強さが、
その再開とすれ違いを通して描かれている。
マミさんの後輩。第4話終盤から登場。
本作で彼女の存在はマミさんに対してとても重要な意味を持つことになる。
また、ほむらとの仲も原作ほど悪くない。
マミさんの後輩。第4話終盤から登場。
本作ではさやかとマミさんを陰ながらに案じる。
また、その行動は物語に大きな転機をもたらすことになる。
マミさんの元後輩。第4話終盤から登場。
本作でもマミさんとは敵対関係みたいなことになっているがそこまで激しくない。
また、アニメ同様まどかを最優先事項としているためか本作でもマミさんとの接点が少なめ。
第1話から登場。今作でも安定の外道ぶりを発揮する。
サブキャラクター
第5話から登場。まどか達の親友。
今作でも原作と同じく恭介に恋心を抱いている。
第7話から登場。
今作ではとある事実をまどかから伝えられる。
今作オリジナルキャラクター
- 魔法少女姉妹
初登場は第1話。
マミさんに「(グリーフシードを他人に譲ろうとするなど)誰彼構わず親切にしてるといつか利用されて足元救われるかも」
ということを教えた。
外伝からのゲストキャラクター
第9話におけるマミさんの回想シーンに1コマだけ登場。
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカポータブル:進め方によってはマミが本作と同じ末路を辿る。