概要
MARVELコミックのキャラクターで、アイアンマンの古参ヴィランとして有名。
「むち打ち」の名の通り特殊なムチを操る。
人物
- マーク・スカーロッティ(Mark Scarlotti)
初代。1967年10月『Tales of Suspense #97』で初登場。
1979年に「ブラックラッシュ」に改名し、2000年のストーリーで敗死した。
- リーアン・フォアマン(Leeann Foreman)
二代目。1990年5月『Marvel Comics Presents #49』で初登場。
主にスパイダーマンやX-MENと度々戦った後、オフィーリア・サーキシアン / ヴァイパーの下で「スネーク・ウィップ」に改名している。
- 宮崎愛子(Aiko Miyazaki)
日本人ヒーローチーム「ビッグヒーロー6」の初期メンバー「ハニー・レモン」。
『シビルウォー』後のストーリーで洗脳され、一時期ヴィランとして活動した。
- アントン・ヴァンコ(Anton Vanko)
ソ連の科学者で、元は自作のアーマー「クリムゾン・ダイナモ」の初代装着者。
後述する実写版に合わせてか、2009年の『Iron Man vs. Whiplash』で受け継いだ。
他メディア
MCU版
アントンの息子「イワン・ヴァンコ」が装着するメインヴィランとして登場。
シーズン2に、当時のヒドラの首領ダニエル・ホワイトホールに雇われた傭兵としてマークが登場。得物は先端にナイフが取り付けられた縄「ロープダーツナイフ」。
過去にクリント・バートンを暗殺しようとしたことがあり、劇中では分隊を率いて国連を襲撃した後、さらにベルギーのS.H.I.E.L.D.のセーフハウスを襲撃。駆けつけたメリンダ・メイに敗北し、タルボットの監視下で拘留された。
- エージェント・カーター
シーズン1第1話においてスターク社在籍時代のアントンが登場。ペギー・カーターとエドウィン・ジャーヴィスからハワードの技術を悪用して作られた兵器の調査を依頼され、開発にロクソン社が関わっている可能性と兵器に使われているニトラメンがバイタレイを放出していることを指摘した。
なお本作の舞台は1946年であるが『アイアンマン2』でのアントンのプロフィールに書かれていた生年は1943年であり矛盾が起きている。
アニメ
デザインに大幅アレンジが加わり、アーマー姿になっての登場。
CV:優希比呂
なんとこちらでも『ザ・アドベンチャーズ』準拠の姿で登場。
属性はテックで、必殺技は「ウィップ・カッター」。