概要
『ゼルダの伝説 風のタクト』に登場するボスモンスター。
ラストダンジョン・ガノン城にて登場する。
最初はガノンドロフの姿に擬態してリンクを待ち受けていたが、戦闘前に擬態を解いて本来の姿を現す。
その名の通り、魔獣ガノンの姿(『時のオカリナ』のものに近い)を模した巨大な傀儡人形の怪物で、猪に似た頭部や、球体を繋ぎ合わせたような胴体を持つ。
背中には天井に向かって伸びた長く赤い縄があり、恐らくこれを使って本物のガノンドロフが操っていると思われる。
弱点は『時のオカリナ』のガノンと同じく尻尾。尻尾の先端で発光している球体があり、ここを攻撃する必要があるが、尻尾にダメージを与えられるのは光の矢のみである。
また、後述するようにクグツガノンは3つの形態を持つ。
形態
第1形態
手足が生えた姿で、最も本物のガノンに近い形態。
攻撃方法は腕を長く伸ばして繰り出すパンチ攻撃。
頭部、両腕、尻尾にそれぞれ糸が付いており、この糸をブーメランで切断することでクグツガノンの動きをある程度封じることができる(例:頭の糸を切れば背後に回り込めやすくなり、腕の糸を切ればパンチ攻撃が使用不能となる)。
第2形態
第1形態の手足が引っ込み、新たに6本の足が生えた蜘蛛を思わせる姿となり、この時点でガノンの姿からかけ離れた外見と化している。
天井に急上昇し、リンクめがけて落下して押し潰す攻撃を行う。また、足が進路を邪魔するため、弱点の尻尾に移動するのが難しい。
クグツガノンと戦う部屋の床には水が張られているので、プレイヤーの視点を天井側から見えるように調整すれば水面に写ったクグツガノンの姿が見えるので、落下のタイミングに気を付けながら尻尾の方向に向かって移動すると良い。
第3形態
第2形態の6本足が引っ込み、胴体が大蛇や芋虫を思わせる長い形に変化。
猛スピードで部屋中を駆け回りながら体当たりを仕掛けてくる。
この形態は頭部に攻撃を加えれば動きを停止するので、その隙に尻尾を射ぬくことになる。
停止させる攻撃手段は爆弾や回転切りなどがあるが、それぞれ停止させられる時間が異なる。
あらかじめ、爆弾をいたる所にばらまく戦法が効果的と思われる。