クラブ(北斗の拳)
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くらぶ
クラブとは、漫画『北斗の拳』の登場人物の一人である。
シンの部下であり、KINGの幹部の一人。長身で両手の鉤爪が武器。ケンシロウ曰く「カマキリ」。
意外にも仲間思いで、「スペードとダイヤの仇をとる」と言う場面がある。
「修行」と称しては、武器も持たない村人を相手に「自分に触ったら自由にする」という約束を餌にして弄んでおり、触ろうが触るまいが結局難癖をつけて殺害していた。
だがケンシロウの相手になるはずもなく北斗神拳奥義、『五指烈弾』で指を吹っ飛ばされ経絡秘孔の一つ、‘‘命門’’を突かれて残り1分の命を宣告される(アニメでは30秒に短縮)。
恐怖に耐えかねて、KINGの情報をべらべら漏らして命乞いをするが、ケンシロウに
「おまえが一度でも約束を守ったことがあるのか、一度でも命ごいをしている人間をたすけた事があるのか」
と突き放され、胴体が真っ二つに裂けて絶命した。
「蟷螂拳の使い手で、サザンクロス脱走者の処刑係」という設定が追加されていたが、それでも影の薄さはあまり変わらない。
北斗の拳イチゴ味の前身である読み切り作品『追憶のへヴィメタル』では本名は「島谷こうへい」であり、ダイヤこと「島村たかし」と売れないロックバンドをしていた。
登場初期は、ダイヤやスペードと共にカラオケバンド「トランプかよ」を結成していた。
ユリアの経営するスナックに現れ、演奏料と称してケンシロウたちから不当な報酬を要求するが、ケンシロウたちに成敗された。
その後はハートと合流し、原作と同様シンの元で働いている。
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