概要
『スーパーマリオワールド』にて初登場。
水中での運用を考えて用意されたキラーの亜種で、後方にスクリューがついている。またキラーは基本的にツリ目なのに対し、トーピードは憎らし気な笑みを浮かべている場合が多い。
名前の由来は魚雷の英語名である「トーピード」から。そのためか海外名は「Torpedo Ted」となっている。
発射台から出てくるのはキラーと同じだが、砲口から飛び出すのではなく、専用の発射台から下に伸びる「手」(メイン画像参照)などから放たれる点で魚雷らしい。そしてスクリューを推進力として水の中を勢いよく突進する。
性質はキラーに似ていて、やはりファイアが通じない。加えて魚雷らしく水中に出るため基本的には避けるしかない場合が多い。オマケにキラーよりも若干大型なので、大量に突っ込んでくるとなかなか避けにくい。
中にはマリオ達を追尾してくる誘導弾型も存在する。通常は黒色だが、誘導弾型は白や赤など通常とは異なるカラーリングが施されているので注意。
作品別の解説
初登場の『スーパーマリオワールド』では、隠しコースであるソーダのみずうみのみに出現するレアキャラ。
その為、エンディングの敵キャラ紹介で初めて存在を知った人も少なくないだろう。
『スーパーマリオギャラクシー』以降は対象に激突すると同時に爆発する性質を持つようにもなり、危険性が増した。しかし、その性質を利用する事で攻略できる敵キャラや仕掛けも登場するようになり、重要性も増している。
『NewスーパーマリオブラザーズU』では追尾型の「サーチトーピード」が登場。サーチキラーと同様に赤い。また、ソーダジャングル-飛行船では、クッパJr.が呼び出してくる。水中戦となるため、サーチトーピードをうまく利用してダメージを与えなければならない。
『スーパーマリオくん』の「スーパーマリオワールド」編ではソーダのみずうみに登場したほか、クッパ城の門番としてトーピードの砲台についている手が登場。
自走型もとい浮遊型に改造されており、トーピードを発射しない代わりに後に任天堂作品に登場するマスターハンドやクレイジーハンドを彷彿とさせる動きでマリオ達を翻弄した。