大まかな概要
発生日時 | 2014年3月8日 |
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発生場所 | インド洋周辺海域(詳細な位置は不明) |
機材 | ボーイング777-200ER |
乗員 | 12名 |
乗客 | 227名 |
犠牲者 | 239名(全員が認定死亡とみなされた) |
事故について
マレーシアのクアラルンプール国際空港を出発し、中華人民共和国の北京首都国際空港へと向かったマレーシア航空MH370便(ボーイング777-200ER、9M-MRO)が、南シナ海上空で突如消息を絶って行方不明となった。マレーシア警察は同機が墜落し、乗客乗員を全員「認定死亡」とみなし、中国・マレーシアをはじめとする国々の警察・軍隊が捜索を開始するものの、ブラックボックス・フライトレコーダーはおろか主要な残骸も全く見つけられず、原因解明は迷宮入りとなってしまった。事故から10年が経った現在でも「航空史上最大のミステリー」として伝わっている事故である。またその謎の深さから、これまでの航空事故と同様に荒唐無稽な陰謀論が多く唱えられることとなってしまった。
可能性のある原因
- 火災
- 第三者によるハイジャック
- パイロットによる意図的な墜落
なお、メーデー!航空機事故の真実と真相においては事故原因を機長の自殺として描写しているが、どういうわけかこのエピソードのみ日本で放送されていなかった。ただし、その後に総集編の「コックピットの殺人者」において、シルクエアー185便事故やジャーマンウイングス9525便墜落事故と共に取り上げられ、日本でも放映された。
関連イラスト
関連タグ
フィクションじゃないのかよ!騙された!←メーデー!の用語等はこちら。
マレーシア航空17便撃墜事件←本件の約4か月後に発生した同一会社、同一機種の撃墜事件
ヴァリグ・ブラジル航空967便遭難事故←本事故と同様に外洋上で失踪し、迷宮入りとなった事故。