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人吉孫竹

ひとよしまごたけ

人吉孫竹とは、「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」及びその外伝小説「神化十九年の塔地火」に登場する登場人物。
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CV:三木眞一郎


概要

超過人口審議研究所(超人課)の顧問。爾朗の義父。

超人課設立以前、戦前より国の要請を請け、「超人課」の前身的な組織である「帝国軍」の「生田研究所」にいた過去を持ち、神化20年8月には広島で新生児状態の爾朗を保護した後、養子として引き取った。

世界各地に伝わる伝説や遺跡、化石類を調査し、超人との関係を研究する頭脳明晰なる科学者にして世界中を股にかけた冒険家で、古生物学や考古学など複数の博士号を取得した超人研究の専門家でもある。

超人を専門とした研究を長年積み重ねており、数々の成果を発表し各界に名が広く知られ、その功績で超人課の顧問に就き、超人事件の解決に多く貢献した。

妖怪である鬼野笑美を助手としており、家族ぐるみで付き合っていた。


冷静で理知的な性格で、自身が冒険してきた超人研究の知識を生かし、超人事件を対処したり、時には自ら現場に赴くなど、大胆な一面を見せる一方、鬼野笑美と共に爾朗の血を使った実験を行うなど、どこかマッドサイエンティストな面を見せおり、自身が知らない超人を見ると歓喜する面を見せる。また、爾朗の秘密を知っているようだが、父親としての面も見せている。

自身の養子である爾朗に何やらかの実験を行っているようだが、あの事件と関係しており、後に怪剣クロードによる事件がきっかけでその事件に隠された真実により爾朗が超人課を離脱してまう原因を作ってしまう事になる。


名前の元ネタは小栗虫太郎の秘境冒険小説『人外魔境』シリーズの主人公「折竹孫七」と思われる。


神化44年

神化44年9月で畑山稔の帰還の際、課長の秋田大司の代わりに超人課の実働メンバーとして、他メンバーに指示を出す形で活動するようになるが、後述にて明かされる。






















ネタバレ

物語に関する重要なネタバレが含まれますので、観覧の際に注意。





























実は超人の保護を目的とする一方、超人を実験動物のように扱い、管理してまおうと考えており、国家による超人能力利用の為に非人道的な実験を行っている。かつて牧大鉄君誘拐事件に関わっていた一人。かつて天弓ナイトが引き起こしたとされる誘拐事件は実は超人の子供を使った超人能力の実験台にする事実を知り、彼らを保護しようとしたものだった。そしてその実験を行おうとした政府に対し、その真実を世間に明かそうとしたのだった。そして孫竹は当時超人を管理する機関が必要だと考えており、天弓ナイトを悪者にすることで、政府による超人の管理の必要性を強めようとした。そして、天弓ナイトを諜殺、世間では大鉄誘拐の首謀者とし、自身の能力の暴走で焼死する事故として処理した。それによって形骸化していた「機能秘密法」はより強化され、超人課設立に繋がった。


天弓ナイトが保護した大鉄除く子供達は秘密裏に小笠原諸島のボニン島へ連行された。超人研究所で様々な人体実験の被験者となり殆ど死亡されるも、その中の一人、長川神(後の怪剣クロード)が脱走し後に暗躍、「新宿擾乱」と呼ばれる超人主義者達の反乱を引き起こされる。その事実を知り、天弓ナイト殺害の元凶である事を知ってしまった爾朗が超人課を離脱することになった。


「新宿擾乱」以降、国家公共保安部隊の対超人部隊の指揮下で活動する事を余儀なくされ、以前より相当に弱められた権限しか持たないようになるが、反体制的な超人に対しては問答無用で鎮圧捕縛を実行したり、畑山・森野家の不死の能力に目をつけ、家族と再会させたところで超人課への登録をし、保護、研究に協力してもらうなど非道な面を見せるようになる。


また、白いS遊星人を見て、歓喜を見せ、鷺巣雄星と協力して捕獲をするなど、自身の超人研究の為なら手段を選ばない冷酷さを垣間見える。



さらにネタバレ

物語に関する重要なネタバレが含まれますので、観覧の際に注意。























実は牧大鉄君誘拐事件で起きた超人能力の非人道実験は爾朗の能力と同じ力を生み出す事が目的で、牧大鉄君誘拐事件で子供達に対する非人道実験に関わったとされているマスターウルティマに通じており、彼は爾郎の中に宿る「存在」のパワーを欲し、クロードに能力を強化させるヘルメットを与えて対決させるなど、裏で様々な暗躍を行っていた。


ガゴンや大永製菓、インフェルナル・クイーンなどに関わっている帝都広告社の顧問・里見義昭とは面識があるが、何かの理由で仲が悪い模様。

また、里見の発言から彼自身超人である事が明かされた。


外伝小説「神化十九年の塔地火」(『超人幻想 神化三六年』)では主役として登場し「超人民俗学者」(超人を研究する学者と超人の学者のダブルミーニング)と名乗っていた。そしてここで彼の超人性が明かされる。

彼は南洋で人から怪獣に変身できる巨大原人ガゴンを発見する(本編四話冒頭)。そして彼はガゴンから血清を作りそれを人体に注射することによってその変身能力を与え兵器転用しようと考える。そのために自らを人体実験に使うが体質が合わなかったのか(他者では成功している)変身能力は得られなかった。しかし、そのときから新陳代謝が異常によくなり、たいていの傷なら治る不死身ともいえる生命力を獲得する。

戦時中から本編まで30年ほど開きがあるのにもかかわらず、ほとんど容姿が変わっていないのはこのためだと思われる。


関連タグ

コンクリート・レボルティオ

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牧大鉄君誘拐事件 新宿擾乱

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